僕は整体サロンを経営しながらブログで誰かにとって有益な情報を発信しています。
僕は整体サロンを自分の地元に開院しました。
地元に開院したことで得したこともあれば、想像と違うこともあったり、逆に地元だからやりづらいこともあります。
そこで今回は地元に開院して感じたメリットとデメリットをご紹介します。
地元で開院するメリット・デメリット
まずお伝えしなければいけないのが、僕は無口で人望のない男です。友達もほぼいないに等しいくらいです。
そんな人間が生まれ育った地元に開院し実感したメリット・デメリットをご紹介します。
個人的に地元で開院して感じたメリット
まず、一般的には地元で開業することで親戚や知り合いが来院してくれるなどの「人脈を集客に活かす」というメリットを感じる人が多いんじゃないでしょうか?
しかし、僕は人望がないのもあり人脈は集客には全く活かせていません。
でも、メリットがないかと言われればそうではありません。
いくつかのメリットを感じていることがあります。
それは
- 土地勘がある
- 情報が得られる
などです。
土地勘がある
生まれ育った地元のため、どこに何があるか、どこにどんな人が住んでいるのかがなんとなくわかっています。
以前他の町で開院したときはそれらが全く分かりませんでした。
ポスティングをする際に道に迷ってしまったり、「ここは配ったっけ?」みたいなことがよくありました。
また、あまり来院に繋がりにくい学生寮や公益住宅にそこがそれだと知らずに一生懸命配ってたこともありました。
しかし地元に開院したことでそれらのロスが大幅に減りました。
そして何よりも「この辺は富裕層が住んでいる」「この辺は高齢者が多い」などをはじめから把握しているため、「エリアごとにポスティングをおこない反応をみる」ということができました。
結果的に富裕層のエリアも、高齢者のエリアも微妙で、子育て世代が多いマンションからの来院が多いということがわかり、そこを中心に攻めました。
また、高齢者のエリアにはチラシの内容を高齢者仕様にしてみたりと色々実験もできました。(ちなみに高齢者仕様のチラシは全くでした…)
このように土地勘を活かした集客を試みることができました。
情報が得られる
地元に親戚や知り合いがいたおかげで、地元の情報を得ることができます。
例えばそこに開院した理由が「これから町全体が再開発をする」という情報をかなり前から得ていたのでいち早く開院し、今まさに再開発中でこれから一気に活気づくことが予想されます。
今後はより集客に困ることはなさそうです。
また、「あそこの居酒屋潰れるよ」とか、「あそこに〇〇ができるって」などの情報を早く知ることができ、それらを患者さんに教えると喜ばれるのと同時に多少信頼度が上がることが予想できます。
このように街の情報が得られたり、患者さんとの話のネタが得られるというメリットがあります。
患者さん自身やその子供が僕の出身校に通っていたりすることもよくあり地元トークができることもあります。
無口な僕にとってはありがたい話のネタとなってくれています。
しかし、僕の場合人脈がメリットにもなりデメリットにもなってしまいます…
個人的に地元に開院して感じたデメリット
デメリットに感じることはまず、「僕のことを知っている人は来ない」ということです。
知り合いに施術されるというのが苦手な方が多いのかわかりませんが、僕の親戚や知り合いはほとんど来ません。
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当然ですが僕のことを良く思っていない人も来ないでしょう。
また、微妙な知り合いが僕のサロンだと知らずに来て、何とも微妙な空気になったこともあります。
基本的に僕は無口で、みんなから好かれるタイプではないから人脈の面で考えればデメリットの方が多いかもしれません。
今のところデメリットに感じているのはそのくらいです。
強いてもう一つ言えば、もしサロン関係で僕が悪いうわさがたつようなことをしてしまったら、そのときは地元を離れることになり帰ってこれなくなるかもしれません。
まとめ
地元に開院して個人的にメリットに感じているのが
- 土地勘がある
- 情報が得られる
などで、長年住んでいるのを活かせたり、そこから患者さんと地元トークができるなどのメリットがあります。
逆に一番のメリットになると予想していた「人脈を集客に活かす」ということは難しく、たまに気まずくなることもあったり僕の場合デメリットに感じています。
また、悪いうわさがたってしまったら肩身が狭くなってしまい、地元を離れなくてはいけなくなるかもしれません。
普通に交友関係が広くて人脈を活かせる人はもっともっと地元の恩恵を受けれると思います。