パンケーキレンズこと【Canon EF 40mm F2.8 STM】というレンズ。
このレンズはとにかく軽い!小さい!持ち歩きやすい!
メッチャ薄くてコンパクト!
広いモンゴルを旅するのに邪魔にならず、重さも気にならずとても助かります!また、有名写真家のレビューでもこのレンズを絶賛していたので間違いない!
写りも良く、それでいて安い!メッチャ安い!
どこに行くにも気軽に持ち歩きたくなっちゃいます!
ということでパンケーキぶら下げてにモンゴル旅に出かけました!
【Canon EF 40mm F2.8 STM】パンケーキレンズの旅!
モンゴルの街
さっそくモンゴルの街を歩いてみました。
広い草原に囲まれた中に街があり、そこに人口が集中しています。交通量が多く、空気が乾燥しているためとにかくノドにくる。マスクは必須です。
歩いていて「動物臭がするな〜」と思うと、このように羊や牛が車に乗せられています。モンゴルらしいですね。
この子達はこの後食べられます。そんな生々しい状況が身近にあるのがこの国です。普通に歩道に血が流れてますからね。
ちょっとした丘に上がってみました。パンケーキレンズは40mmと広角ではないため写ってないですが、街が草原や低い山に囲まれているのがよく見えました。
食事
モンゴルでは誰の家に行ってもこのような食事が出されます。チーズや揚げパン、羊や牛を煮たもの、ミルクティーなどが出されます。ミルクティーはしょっぱくて日本の物とは違います。
来客者が来るたびに必ずといっていいほどこの料理を出すため大量にストックがあります。
うどんのようなこれ↑
これも定番で多くの飲食店のメニューにありました。普通に美味しいです。
これは羊の軟骨です。手の先の方の軟骨らしいです。
羊って好き嫌い分かれますよね〜、僕は・・・嫌い。
あ、ちなみに画像の左に写るお皿、「あ、うちにもある!」という方もいるでしょう。僕が日本から持っていったものです。
レンガの家
街の隅にこのようなレンガの家が密集しているエリアがあります。なんかいい雰囲気ですね〜。
しかし、あと数年で全て壊されるらしいです。もったいないですね。
草原
滞在していた草原の家です↑
広い草原にポツンとあります。水も電気も通っておらず、水は近くから井戸水を汲んできて、電気は風力発電で賄っています。
トイレはこの広い草原のどこかでします。青空トイレ、慣れると気持ち良いですよ!
空がでかいですよね!
風の音と、家畜の鳴き声と、風車のカタカタカタという音だけが聞こえてきます。
ちなみに三つ家が写ってますが、一つが住む家、一つが家畜小屋、一つが倉庫です。
草原の道路です。草原の中に延々と続く一本道があります。
直線のため車はスピードを出しますが、しょっちゅう動物が横断するため事故が多いとか。
家畜たちです。草原といえば牧民です。羊って賢くてちゃんと人がわかるんですよね。見慣れない僕が近づくだけで一斉に警戒心を高めます。
そして本当に「メェー」って鳴くんです。イメージ通りすぎて驚きました。
夜は真っ暗なため星がキレイに見えます。肉眼でも天の川がくっきりと見えました!
9月だったので日中は半袖でも過ごせますが、夜は0℃近くまで下がるため、薄着しかない僕は死を覚悟しながらの撮影でした。
案の定、翌日風邪をひきました。。。
たくさんの経験をし、パンケーキレンズでたくさん撮りまくりの素晴らしい旅となりました。
僕の写真の腕がまだまだなのと編集もしていないためレンズの良さをうまく引き出せていませんが、それでも個人的に良い写真をたくさん撮れましたし、何よりも本当に持ち運びやすくて良い!
40mmという画角は人も、動物も、食事も、景色も全て撮れる万能な画角だというのがよく分かりました。
これは一本持っておいて損はないですね!
こんな生活も良い!
日本とは違い不便なことだらけです。めちゃくちゃ不便です。水も電気もないし、トイレもない。そんな中、不便を知ることも大切ということを実感しました。
便利って、贅沢ですよね。もっと便利にするためにたくさんの商品があり、たくさんの仕事があります。つまりほとんどの仕事は贅沢をするために存在します。
そして贅沢をするためにみんなストレスを抱えながらせっせと働いているんです。
そのことに気付いてますか?
一度不便な生活を経験し、その生活に慣れると「自分は何のために働いているのか」「何のために頑張っているのか」などいろいろ考えさせられます。
そしてもう一つ。収入を増やすのと支出を減らすのは同じこと。つまり支出を減らせば収入が増えたも同然!そしてその方が簡単!
という当たり前のことがわかりました。
頑張って頑張ってストレス溜めて「ツラい」「辞めたい」などと愚痴をこぼしながらそこそこの企業で働くよりも、限界まで生活レベルを下げて最低限の収入でマイペースでやってく方が案外気楽で幸せかもしれません。
そんなこんなでいろいろ考えさせられるモンゴルの旅でした。