僕は整体サロンを経営しながらブログで誰かにとって有益な情報を発信しています。
新型コロナウイルスの影響・・・すごいですね。
緊急事態宣言がでて、多くの企業や店が自粛することになりました。
そんな中、整体院は休業要請の対象なのか調べてみると、何とも曖昧なんです。(神奈川県、4月23日現在)
一応「対象」ということになっているんですが…
【※主として利用者が身体機能の維持を目的として利用する施設は、要請の対象外とする。】
こんな一文が書かれていました。
よく分からないので県の方に電話をしてみると
「治療を目的としているのかどうか」が判断基準だそうです。
治療?整体院はそもそも治療はダメでしょ?
本当に曖昧です。
というか、曖昧な業界だということが浮き彫りになったとも言えますね。
ネットを見てみると「国家資格保持者かどうか」というのも関係するらしい。
では、
無資格者の治療目的の整体は?
国家資格保持者の慰安目的の整体は?
謎が深まりました。
今後、休業要請の第二弾があった場合に備え、色々議論がありそうですね。
整体は治療?協力金は?休業要請を受けて今後議論必須なこと【整体院】
整体院は休業要請の対象になるのか、協力金はあるのかどうなのか。
県に問い合わせると、何とも曖昧な答えが返ってきました。
今後誰かがどこかで声を上げ、議論になること必須ですね。
- 休業・協力費について
- 整体・民間療法とは何か
- 開店休業中の医療機関について
- 揚げ足をとる人
①休業・協力費について
整体院は整体院でも「治療をしているかどうか」という点が休業要請の判断基準だそうです。
また、「国家資格保持者かどうか」も関係するとかしないとか。
では、国家資格保持者が施術する整体院でも、慰安目的であり、治療を目的としていない場合は休業要請の対象となるのでしょうか?
そもそも、整体院では「治療」はできませんよね。
ここが大きく矛盾しているところでもあり、今後も議論必須なところだと思います。
整体院は医療機関ではありません。
なので「治療」とか「治す」とかの文言に気をつけているはずです。
こういった事態のときだけ「国家資格保持者の整体は治療」とされたらたまったもんじゃないですね。
逆にHPで医師の推薦とか患者のインタビューとか載せてるくせに、「うちは慰安だから休業して協力金ゲット」みたいなところもどうかと思います。
休業要請の第二弾、三弾があってもおかしくありません。
そういったときのために、曖昧にせずどちらでもいいのでとりあえず「YES」か「NO」でハッキリ決めてほしいですね。
②整体・民間療法とは何か
- 国家資格保持者がおこなう施術と、無資格者がおこなう施術
- 整骨院の自由診療でおこなう施術と、整体院でおこなう施術
やっていることは全く同じだとしても、今後は「どこで」「誰が」というのを明確に考える議論があるかもしれませんね。
整体やカイロなどの民間療法・代替医療などと言われているものは、本当に複雑な立ち位置ですよね。
HPなどでもみんな曖昧な表現を使わざるおえません。
また、あんまマッサージ指圧師からすれば、マッサージをしている整体院やリラクゼーション店が許せないでしょうし。
どこまでが治療なのか、何が医療なのか、資格で何が変わるのか、マッサージとは何か・・・
自分たちはわかっているつもりでも、世間やお神はわかっていないでしょう。
そのギャップを埋めてほしいものです。
③開店休業中の医療機関について
整骨院や鍼灸院、治療を目的とする整体院などは休業要請の対象外のようですね。(神奈川県、4月23日現在)
しかし、実際のところ開けてても患者が来なくて開店休業状態のところも多いでしょう。
開けてても来ないから休業して協力金がほしい・・・でも対象外。
対象を見直すなり、何かしらの保証を出すなど、ぜひ対策してほしいですね。
④揚げ足をとる人
- HPに「治療」を連想させることが書いてあるのに、休業して協力金をもらっている整体院
- 逆に慰安目的のマッサージ系整体なのに、営業を続けて儲けている整体院
基準が曖昧なので、このように自分にメリットのある選択をしている人もきっと多いでしょう。
たぶん、そういったところの揚げ足をとる人がでてくるでしょう。
事実、「スクショして県に送ってやろう」みたいな書き込みを拝見しました。
また、「患者より自分のことしか考えてない」的な言葉も飛び交いそうですね。
まあ、気持ちは分からなくもないですが・・・こういう事態にそんなことをしてもね。
そういったことにもなりかねないので、基準を明確にしてほしいですね。
個人的には・・・
僕は柔整師で整体サロンを経営しています。
「医療」「治療」「治す」などの表現は避け、医療行為とは区別しているつもりです。
この場合は休業要請の対象?対象外?
どちらかわかりませんが、休業することにしました。
理由はいつ出産してもおかしくない妊婦と同居しているからです。
仮に僕が感染あるいは濃厚接触者となった場合、妻や生まれてくる子供、通っている病院など色々なところに影響を与えてしまいますからね。
細々とやっていくことも考えましたが、仕方ないですね。
事態の収束を願うばかりです。