僕は整体サロンを経営しながらブログで誰かにとって有益な情報を発信しています。
僕は一般のマンションで整体サロンを経営しています。
先日、その物件の契約の更新をしました。
更新するのって、自宅を含め初めてでした。
それだけすごく気に入っているのか?と聞かれればそうでもないんですが、「最低限の条件がそろった物件」だったため更新することにしました。
そこで今回は、マンションの一室で一人整体院を開業する場合、「最低限必要な物件の設備や条件」をご紹介します。
また、「揃えておきたい器具、備品」もご紹介します。
今まで合計3つのマンションで整体サロンを経営してきた僕の個人的な見解です。
マンションで経営する一人整体院で最低限必要なものとは
マンションで一人整体院を開業する際、「最低限これは必要」というものをご紹介します。
- 最低限必要な物件の設備
- なるべく考慮したい物件の条件
- 最低限必要な器具、備品等
この3つをご紹介します。
最低限必要な物件の設備
マンションの一室で整体院をやる際、物件の設備で最低限必要なものをご紹介します。
それが
- 施術スペース
- 更衣室
- 洋式トイレ
- エアコン
この4つです。
では順にご紹介します。
①施術スペース
整体院なので、施術スペースは必須です。
ベッド1床を置けて、その周りを一周できる広さがあれば大丈夫です。
僕のサロンの物件は30㎡で、仕切りのない四角いワンルームです。
そこにパーテーションで囲って個室の施術スペースを作りました。
部屋の大半が施術スペースになっていて、とても広々としています。
②更衣スペース
更衣スペースは必要です。
着替えるのももちろんですが、身なりを整えたりする等の空間があった方が良いと思います。
僕の場合だと、パーテーションで囲った施術スペースに鏡やソファを置いて、更衣スペースとしても利用してます。
施術前後に少しゆっくりしてもらってます。
移転前の物件では大きめなウォークインクローゼットがあったため、そこで着替えてもらってました。
もし、更衣スペースがなかったらトイレで着替えてもらうことになります。
③洋式トイレ
トイレは洋式が良いと思います。
まあ最近はほとんど洋式だと思いますが。
理由は高齢の方や足腰が悪い方などは和式だとキツイからです。
思っている以上に和式がツラいという人は多いので洋式トイレの物件を選びましょう。
ちなみに、トイレを使う人は多いです。
人によっては施術の前後に使用する人もいます。
なのでやはりトイレは重要です。
④エアコン
エアコンも必須です。
自分はよくても患者さんは熱いのも寒いのもツラいですからね。
快適に施術を受けてもらうためにもエアコンは必須です。
最近のマンションならほぼ付いていますが、もし物件に付いてなかったら自分で付けましょう。
物件によってはエアコンの取り付けができない場合があったりするのでしっかり確認しましょう。
僕の場合だと一日に何度もエアコンの設定を変える日もあります。
冷房が苦手な人が来たら止めたり、逆に汗びっしょりの人が来たら強めにして少し涼んでから施術を開始したりします。
また、患者さんは寝てるだけなので、冬は暖房をつけても寒がる人が多いのを覚えておいた方が良いでしょう。
なるべく考慮したい物件の条件
物件を決める際、必須ではないですがなるべく考慮しておきたい条件をご紹介します。
それが、
- 駅から5分以内
- 日当たり
- におい
- 住人
この4つです。
①駅から5分以内
駅からは近ければ近いほど良いです。
どこか傷めた人が来るわけだから、来やすい方が良いです。
僕の場合だと大半が電車で来るのでなおさら駅から近いのを基準で選びました。
また、以前駅から7分の住宅街のマンションでやっていたときは「場所がわかりません」という電話が結構ありました。
住宅街で目印が少なく説明が難しかったのを覚えています。
駅から近い方が説明をしやすいというのもメリットです。
②日当たり
日当たりは超重要です。
これは別に店に限らず自宅でも同じですよね。
日が当たらないと湿気臭くなるし、気分も落ち込みます。
以前それが原因で移転した過去もあります。
③におい
湿気や近隣の臭いも気を遣わなければなりません。
コンクリートむき出しの物件でやってたときは日が当たらないのもありとても湿気臭かったです。
また、別のマンションでは同じフロアの住人が犬を飼っており、犬の尿の臭いなどがしてきて困ったこともありました。
そういったものも入居前にしっかり確認しておきましょう。
④住人
一般のマンションでやる場合、当然他の部屋は一般の住人です。
今の物件では上の階から掃除機をかける音や水周り系の音が聞こえてくることがよくあります。
僕は別に全く気にならない程度ですが、建物の造りによっては響くことも考えられます。
しっかり内見してその辺も確認しておくべきです。
必須ではないかもしれないですが、ストレスを抱えずに営業するにはなるべく上記のようなことも意識しておいた方が良いです。
では次に営業する際に最低限必要な器具備品を考えてみます。
最低限必要な器具、備品等
揃えようと思えばたくさんありますが、「最低これがあれば営業できる」というものです。
- ベッド(僕は)
- タオル(僕は)
- 問診票
- 事務用品
これくらいかな?
①ベッド
ベッドを使った施術をする人は必須ですよね。
ベッドを使わない方は床に敷くものなどが必要になると思います。
僕は広々とした更衣室兼施術室にドスンッとベッド一床を置いています。
<<<【整体】施術を売りにする僕がおすすめするマッサージベッドをご紹介します
②タオル
個人的には必須だと思ってます。
フェイスタオルや掛けタオルなどを僕は使ってます。
僕はなるべく素肌に触れないようにしていたり、冬は掛けないと寒いというのもありなるべくあった方が良いと思います。
③問診票
患者さんに書いてもらう問診票も必要です。
紙である必要はないですが、個人情報や症状を知らせていただくために必須です。
④事務用品
地味ですが、必須です。
筆記用具や領収書などです。
意外と領収書を用意するのを忘れる方がいますが、何だかんだ必要なので用意しておきましょう。
その他あった方が良いものはたくさんありますが、「必須」ということを考えると上記のようなものになるのかと思います。
しかし、これくらいはあった方が良いです↓
- ソファ・椅子
- 荷物置き
- 受付台
- スリッパ
- まくら
なくてもできますが、あった方が良いですね。
男性一人整体院の方は注意
暗くて、臭くて、汚い部屋に男性施術者がいる整体院なんかに女性は行きたくないですよね。
男性整体院の場合はいろいろ工夫して安心できる空間を作った方が良いですね。
また、僕は結婚しているのをアピールしていました。
「男性施術者」というだけで敬遠する女性もいるため、そういったことも重要だと思います。
まとめ
今回は最低限必要なものをご紹介しました。
贅沢を言わなければ本当に安く気軽に開業できてしまうのがわかったと思います。
挑戦してみたい方は最低限の部分だけそろえて一度挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
条件次第では20万円以下で始められると思います。