僕は整体サロンを経営しながらブログで誰かにとって有益な情報を発信しています。
整体院・治療院等を開業して間もない人などは、収入面が不安定な場合が多いと思います。
人によっては他でバイトをしながら経営している人もいると思います。
場合によっては、他でバイトをするほどの余裕はないけど、ちょっと手元にお金が欲しい・・・
そんな人も多いと思います。
そんな人におすすめなのが【治験ボランティア】です。
薬の開発に協力し、協力費がもらえます。
僕は二泊三日×2回の治験に参加し、9万円くらいもらえました。
開業整体師・治療家におすすめのバイトは治験ボランティア!
開業したばかりの整体師・治療家に、ちょっとしたお小遣い稼ぎに治験ボランティアをおすすめします。
治験は薬の開発の最終段階で、人での効果と安全性を調べます。
なんか怪しい感じがしますが全然そんなことはなく、むしろ治験に参加するボランティアがいるから世の中に薬があるんですよね。
一応、厚生労働省の文章を載っけておきます↓
化学合成や、植物、土壌中の菌、海洋生物などから発見された物質の中から、試験管の中での実験や動物実験により、病気に 効果があり、人に使用しても安全と予測されるものが「くすりの候補」として選ばれます。この「くすりの候補」の開発の最終段階では、健康な人や患者さんの協力によって、人での効果と安全性を調べることが必要です。
こうして得られた成績を国が審査して、病気の治療に必要で、かつ安全に使っていけると承認されたものが「くすり」となります。人における試験を一般に「臨床試験」といいますが、「くすりの候補」を用いて国の承認を得るための成績を集める臨床試験は、特に「治験」と呼ばれています。
治験は病院で行われます。
治験を行う病院は、「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」という規則に定められた要件を満足する病院だけが選ばれます。その要件とは
医療設備が充分に整っていること
責任を持って治験を実施する医師、看護師、薬剤師等がそろっていること
治験の内容を審査する委員会を利用できること
緊急の場合には直ちに必要な治療、処置が行えること「くすりの候補」の人における効果(有効性)と安全性を調べる治験は、科学的な方法で、参加される方の人権を最優先にして行われます。
【 治験を実施するためのルール 】
治験を行う製薬会社、病院、医師は「薬事法」というくすり全般に関する法律と、これに基づいて国が定めた「医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令」(=GCP[Good Clinical Practiceの略])という規則を守らなければなりません。この規則は欧米諸国をはじめ国際的に認められています。
:厚生労働省より
治験に参加した場合のざっくりとした流れ
僕は今まで「二泊三日×2回」の案件に5〜6回参加したことがあります。
そのときの流れを簡単にご紹介します。
応募する
↓
事前健診
↓
治験に参加
↓
病院の大部屋に入る
↓
翌日朝、治験薬の投与
↓
1日通して採血
↓
翌日体調が問題なければ帰宅
↓
これを後日もう一回繰り返す
↓
終了後協力費をもらう
こんな感じでした。
もちろん案件によって内容は異なり、日帰りのものもあるし、もっと長期間のものもあります。
参加したことがないと未知の世界で怖さもあるかもしれないですが、一度参加すると慣れると思います。
また、投与される薬は限りなく安全だとわかっているもので、医師の監視下でおこなわれるため、怖くないです。
開業整体師・治療家が治験に参加するメリット
開業間もない整体師・治療家が治験ボランティアに参加するメリットをご紹介します。
- 協力費がもらえる
- 健康診断をしてもらえる
- 自由時間がある
この3つです。
開業当初の僕はかなりありがたかったです。
治験参加メリット①協力費がもらえる
治験協力費としてお金がもらえます。
案件によってピンキリですが、ベッドで寝てるだけでお金がもらえるのはありがたいです。
大体ですが、僕が参加したものは日給で2万円くらいでした。
「二泊三日×2回」の案件に何度か参加し、毎回約9万円いただいていました。
ベッドの上にいるだけで9万円もらえるのはありがたいです。
案件はたくさんあるので、都合の良いときに参加します。
定休日や予約が入らない曜日に合わせて参加することで、効率よくお小遣いをゲットできます。
治験参加メリット②健康診断をしてもらえる
案件によりますが、治験は基本的に健康な人用のものが多いと思います。
そのため事前の健康診断で異常がなかった人が治験に進みます。
つまり、健康診断をする機会をいただけるということです。
自営業をしていると健康診断をする機会ってなかなかないですよね。
治験に参加することで、少なくとも「簡易的な検査では異常がない」ということがわかります。
しかも、事前の健康診断も5000円くらいもらえます。
お金をもらって健康診断してもらえるなんてありがたいです。
治験参加メリット③自由時間がある
基本的にベッドの上にいなきゃいけないんですが、ベッドの上なら何をやっていても良いんです。
みんな本を読んだり、スマホいじったり、PCいじったりしています。
僕は当時開業間もない頃だったので、ノートパソコンを持ち込んでひたすらHPを作っていました。
また、専門書も何冊か持っていきガッツリ勉強もしていました。
多分、荷物の重さは人一倍あったと思います。
本来ならPC作業も勉強時間もお金になりませんが、治験の場合はその時間がお金になるので最高です。
ということでとても良いバイト(ボランティア)です。
なんなら今でもまた参加してブログ記事を量産したいくらいです。
しかし、良いことばかりではなく、知っておかなければいけない注意事項もあります。
治験に参加する際の注意事項
- 注射されまくり
- 食事制限がある
- 拘束される
サクッとご紹介します。
治験の注意事項①注射されまくり
投薬したらほぼ一日中注射で血を抜かれ続けます。
30分に1回のペースで数時間、その後ペースを減らして寝るまでほぼ一日中採血が続きます。
二泊三日×2回の案件の場合、全部で30回近く?(忘れました)は採血することになるので、注射が苦手な人はダメですね。
また、採血する看護師もピンキリで、下手な人は震えながらやってたりすることはしょっちゅうなので、苦手な人はますますダメでしょうね。
治験の注意事項②食事制限がある
食事は出されたものしか食べれません。
好き嫌いが多い人や、人一倍食べる人はちょっと困るでしょう。
僕は好き嫌いが多いので、食事で満足できたことは一度もなかった記憶があります。
持参したものは当然食べてはいけないので、間食ができず、物足りなかったです。
しかし、ベッドの上にいるだけなので全然大丈夫でした。
偏食の人や大食いの人は我慢しなければなりません。
治験の注意事項③拘束される
治験に参加したら、最後まで続けるのが基本です。
全ての日程をこなすことを前提に参加するので、しっかり時間を確保して参加しなければなりません。
一度「用事ができたので帰りたい」と訴える参加者がいて、スタッフの方にかなりしつこく止められていました。
「その予定、代わりに僕(スタッフ)が行きます」的なことまで言われてましたからね。
結局その参加者は途中離脱しましたが、よほどのことがない限り最後までやり遂げるのがマナーのようです。
また、投薬後は一定時間ごとに採血をしますが、その間ベッドで安静にしてれば何をしていても良いんですが、寝たらダメなんです。
寝てるのが見つかったらすぐに起こされます。
ベッドの上にいるのに寝たらダメなので、ちょっとキツかったです。
ということで、良いことばかりではありません。
もちろん医師の元でおこなうとはいえ、100%安全とも言えないでしょう。
リスクを承知した上での参加ということになります。
それを踏まえて、個人的にはまた参加したいくらいです。
治験ボランティアはここから探す
僕はいつもここで探してます↓
他にも色々あるようです。
ヒューマ
シスモール
パシフィックグローブ
インクロム
ご興味ある方はぜひ参加してみてください。
治験自体をネガティブに捉える人もいるかと思いますが、誰かの協力があって新薬が世に出るので、ポジティブに捉えてほしいと個人的には思います。