僕は整体サロンを経営していますが、5月はギックリ腰や寝違えなどの急に痛める症状の方が多かったです。実は毎年5月から6月、あと9月から10月あたりに多い印象です。
共通しているのが季節の変わり目ということ。徐々に気温が変化していく時期に体調を崩す方が増えるんです。
今回は5月6月に増える急性症状についてその理由をいくつか考えてみました。
五月六月に急性症状が多い理由
5月6月など季節の変わり目にぎっくり腰や寝ちがえ等の急性症状が多いのは
- 気候の変化
- 傘や靴の影響
- 仕事内容の変化
- ストレス
これらが考えられます。
気候の変化
季節の移り変わり、毎日の天気、湿度や気温などで身体には気付かないところで環境ストレスがかかっています。気圧の変化で関節が痛むのを聞いたことあると思いますが、それは影響を受けている証拠です。
また、「温度が変わると内臓の位置も微妙に変わる」と言われています。
こうした気候の変化が原因で身体に何らかの影響があり思わぬ症状につながってしまうことがあります。
傘、靴
梅雨になり傘を持つことが多くなったり、靴も雨用にする方も多いと思います。
傘さしてると地味に疲れますよね~特に風が強いと。
そういった些細なものでも筋肉の疲労につながります。その筋肉の疲労が原因で痛めることがあります。
仕事内容の変化
4月から職場環境が変わった、力仕事をするようになったなど4月に仕事面でなにかしら変化があった方も多いかと思います。
新しい作業に慣れてくると、溜まっていた疲労がどっと出てくるのがこの時期です。
不慣れな仕事の疲労が溜まってきたことが原因の場合もあります。
ストレス
上記もストレスですが、4月から人間関係が変わってそのストレスが蓄積してくる頃でもあります。
ストレスにより自律神経の乱れやホルモンバランスの乱れなどから身体の不調につながってきます。
痛める時は、全身が疲労している!
首が悪いから首を寝違えた、腰が悪いからギックリ腰になった、ということではない場合が多いんです。痛める時は全身に疲労が溜まっていることがほとんどです。全身の疲労が原因で痛めることが多いんです。
逆にいうと全身に疲労が溜まっているとどこかを痛めてしまうリスクがあるということです。
なので施術するときも痛い場所だけでなく全身をやっていきます。
環境の変化で疲れている方、要注意です。ある時急に痛みが出るかもしれません。疲労が溜まってる時はどこに痛みが出てもおかしくありませんよ!
疲労を蓄積させないためには、やはり日頃のケアがとても大切です。一日たった5分でもやるのとやらないのでは大きく違ってきます。
予防のためにも軽くストレッチしてみましょう!
まとめ
季節の変わり目は気候や仕事環境などが変わり、それが気付かないうちに身体の負担となっていることがあります。
ギックリ腰や寝違いなってしまうのは身体全体の疲労が溜まっていることが大きな原因です。
毎日ほんの少しの時間でも良いのでストレッチなど身体のケアをする時間を作ることで予防、改善することができるのでぜひやってみてください。