整体など民間療法のグレーゾーンに注意!医療行為も過大広告も禁止

無口
どうも。無口です。

僕は整体サロンを経営しながらブログで誰かにとって有益な情報を発信しています。

経営は、いい感じです。

<<<【経営塾よりタメになる!】整体院・治療院のリアルな経営報告

 

 

 

先日テレビ東京の「家ついて行ってイイですか」という番組を見ました。

終電を逃した人に「タクシー代を払う代わりに家についていく」という内容なんですが、この間は整体師の人が出ていました。

その整体師の自宅兼整体院に行き、流れでテレビスタッフに対し整体をすることになったんですが、ここでこんなやり取りがありました。

 

スタッフの「体のどこが悪いですか?」という質問に対し「整体は医療行為ではないためそういうことは言えない」的なことを返しました。

また、「マッサージは国家資格がないとできない」的なことも言っていました。

 

  • 整体なのに診断も治療もできない
  • マッサージもできない

ということで、なんとも微妙な空気になっていました。

 

しかし、これを見て僕は「この整体師は実に正論を言っている」と思いました。

法律を無視してメチャクチャなことを言ったり、過大広告で人を惑わす経営者で溢れかえっている中、まともな人もいるんだと安心しました。

今回は、そんな話です。

 

整体など民間療法のグレーゾーンに注意!医療行為も過大広告も禁止

整体・カイロ等の民間療法の業界では「マッサージ」であったり「広告」に対してなど、ダメだけどみんなやっているグレーゾーンが存在します。

知ってて悪いことをしている人もいれば、無知で何もわからず悪いことをしている人もいます。

 

よくある勘違いあるある

知ってか知らずか、悪いことをしている人がいます。

  1. 「治療」、「治す」という表現を使ってはいけない
  2. 診断をしていいのは医師だけ
  3. マッサージは国家資格者だけ

 

①「治療」、「治す」という表現を使ってはいけない

整体など民間療法は医療行為ではありません。

なので医療行為を連想させる言葉の使用はふさわしくなく、表現の仕方を気をつけないといけません。

 

無知で堂々と医療行為に当たる発言をしている人はかなり多いと思います。

過去にリラクゼーションマッサージの店で働いていた時、そういったスタッフがたくさんいました。

また、患者さんも基本的にそういった細かいことはわかっていない場合がほとんどです。

 

②診断をしていいのは医師だけ

「あなたの症状は〇〇です」と診断していいのは医師だけなんです。

 

整体やカイロなどの民間療法は診断ができません。

なので僕は症状の原因を伝える時などは断定したような表現をしないように意識しています。

診断ができないからといって痛みの原因をちゃんと伝えられないと患者さんから信頼されないため、状況に応じて言葉を選んで工夫しています。

 

③マッサージは国家資格者だけ

マッサージをしていいのは医師とあん摩マッサージ指圧師だけです。

これは業界の一番曖昧なところなんですが、資格がないとやってはいけません。

 

やってはいけないんですけど、みんなやってます。

明らかにマッサージだけど「これはマッサージではない」と言い張る人もいるし、何もわかってなくて無資格なのに堂々と「マッサージします」と言ってマッサージする人もいます。

僕もリラクゼーションマッサージで働いていた時はすごく罪悪感があったため、すぐに辞めるために開業しました。

 

 

 

このように民間療法の業界ではいわゆる「グレーゾーン」でダメなことをやっている人が多いのが現状です。

患者さんは何もわかっていないのはしょうがないですが、せめて施術する側はもう少し理解していないとダメだと思います。

 

また、グレーゾーンで今後問題になってきそうなものがあります。

それは「過大広告」です。

これも知らないと困ることになるかもしれませんよ。

 

過大広告・違法広告に気をつけましょう

今は規制がそこまで厳しくないので広告でやりたい放題のところがあります。

しかし、今後は危険ですよ。

  1. チラシについて
  2. HPについて

これらについてご紹介します。

 

①チラシについて

チラシでの表現や載せる文言には注意しなければいけません。

 

例えば柔道整復師がおこなう整骨院・接骨院はチラシの規制は厳しく、下記の内容だけが許されています。

  • 柔道整復師の資格を持っていること
  • 名前
  • 住所や電話番号
  • 営業日・営業時間
  • 出張による施術ができること
  • 予約制であること
  • 駐車場があること

載せていいとされるのはこれだけらしいです。

これを見ると施術の内容や患者さんのコメントなどを載せることはダメです。

無口
詳しくは関係法規を調べてください

 

実は、整体院もこれに近い感じで厳しくなっているようなんです。

今まではやりたい放題、載せたい放題だった整体・カイロなどの民間療法もこれから厳しくなってくると言われています。

 

特に医療行為を連想させるような表現には気をつけた方がよさそうです。

「患者」や「治す」などの言葉は使用ない方が無難です。

僕は「治す」というのを「改善」という言葉で表現していましたが、どうやらそれもふさわしくないので、別の表現で書き換えていこうと思います。

 

②HPについて

チラシと違い、HPでは比較的自由に表現されることを許されていました。

施術方法や経歴、患者さんの声などを載せているところが多いですよね。

 

しかし、自由な反面、過大広告が目立つようになってきました。

「1回で!」「劇的に!」「うつ病が!」「ガンにも!」などなど、やりたい放題です。

見るに耐えないようなものが溢れかえっています。

 

HPでは今までやりたい放題な状態でしたが、さすがにそれも難しくなってくるかもしれません。

過大広告もそうですが、チラシ同様、医療行為を連想させる言葉にも注意した方が良さそうです。

患者さんの口コミを載せているところも多いですが、言葉を選びつつイメージを伝える程度にしておいた方がいいかもしれません。

無口
本当のところは僕も詳しくないので、自分で調べてみてください

 

僕もちょこちょこ直しています。

「患者様」としていたところを「お客様」としたり、「改善」と書いていたものを別の表現にしていこうかと思います。

だいぶ面倒ですけどね。

 

 

 

当然と言えば当然ですが、ダメなものやふさわしくないものを処罰されても文句は言えません。

むしろもっと厳しくしてクリーンな業界になってほしいと思います。

 

最後に規制が厳しくなっても集客していくために重要なことをご紹介します。

 

規制が厳しくなっても集客する方法

過大広告はもちろん、何かと表現が厳しくなるという噂です。

しかし、個人的には集客にはそんなに影響しないかな、という感じです。

 

  1. 価値を伝えること
  2. 自分を売ること

この二つを意識することでわざわざ過大広告をしなくても集客できるはずです。

 

①価値を伝えること

来てもらうことの価値をしっかり伝えることが重要です。

「ここは他とは違う」と思ってもらえるような工夫をする事で選んでもらえるようになります。

 

僕はHPで施術に対しての説明やセルフケアのやり方などをたくさん載せているため、それを見た人に選んでもらうことができています。

<<<【整体院・治療院】アクセス数が少なくてもHPから集客できる極意!

 

②自分を売ること

「自分を売ること」ができれば集客には影響しないと思います。

整体院・治療院を選んでもらうということは、自分を選んでもらうということです。

 

個人的に意識していることや、これからやっていこうと考えているものはこちらです。

  • プロフィールを充実させる
  • ブログ
  • YouTube

 

まず、プロフィールを充実させています。

僕について多くのことを来院前から知ってもらえるように心がけています。

 

また、このブログもそうですが、ブログで積極的に情報を発信していくことで選んでもらえるようになります。

実際サロンとは分けているこのブログからもちょこちょこ「施術を受けてみたい」と連絡がきてご案内することがあります。

 

またこれからはYouTubeもやっていこうと考えています。

単純にYouTubeで顔や声を見聞きするだけで親近感が湧くし、動画の内容が良ければなおさら価値は出てくると思います。

また、これを頑張ると「お金をもらいながら集客」なんてことができるようになります。

<<<【整体院経営】お金をもらいながら集客する【令和の集客方法】

 

ということで、どんなに規制されても「商品の価値」と「自分を売る」ということができれば大丈夫です。

 

 

規制が厳しくなり、グレーゾーンが白と黒ではっきり分かれるということは悪いことではありません。

もっとクリーンで正々堂々と経営して切磋琢磨していく業界になってほしいです。

 

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