【社会復帰なんてするな】中高年のひきこもりが問題となってる件

中高年のひきこもりが問題となっているようです。

社会と距離を置き、家族とも距離を置いてしまい子供の不登校・ひきこもりより深刻に考えられています。

 

また、2019年5月の川崎殺傷事件を受けて追記しました。

その事件の犯人も「中高年のひきこもり」でした。

 

中高年のひきこもりが問題となっている

中高年のひきこもりが問題となっているそうです。

  • 40歳~64歳でひきこもり状態の人が61万3000人
  • 15歳~39歳でひきこもり状態の人が54万1000人

わかっているだけでも合わせて100万人以上いるらしいです。僕も予備軍に入ると思うので他人事ではありません。

男女比

ひきこもりの方の男女比です。

  • 男性76.6%
  • 女性23.4%

男女比でいうと圧倒的に男性が多いらしいです。

男性が多いのには理由があり、一つは一度社会にでてからひきこもる人が多く、男性の方が社会に出る人数が多いからということが言えると思います。

また、女性の場合実際にはひきこもっていても「家事手伝い」ということで統計には含まれていない可能性があります。

年代

ひきこもりの方の年代です。

  • 40代38.3%
  • 50代36.2%
  • 60代25.5%

年齢で比べると40代が一番多いらしいです。

40代の38.3%がそのままひきこもったまま60代を迎えたら、中高年どころか「高齢者のひきこもり」がすごい割合になってきますね。

期間

ひきこもっている期間です。

  • 半年~1年6.4%
  • 1~2年14.9%
  • 2~3年6.4%
  • 3~5年21.3%
  • 5~10年14.9%
  • 10~20年17%
  • 20年~30年12.7%
  • 30年以上6.4%

これを見ると5年以上ひきこもっている方が非常に多いですね。

長くなれば長くなるほど社会復帰するのが難しくなるでしょう。30年以上ひきこもっている方を社会復帰させる方法なんてあるんでしょうか?

きっかけ

ひきこもったきっかけです。

  • 退職36・2%
  • 人間関係21.3%
  • 病気21.3%
  • 職場になじめない19.1%
  • 就職活動がうまくいかない6.4%

きっかけはほとんどが仕事関係のようです。一度人間関係などがきっかけで会社を辞めて、それがきっかけとなり社会復帰できないままひきこもっている人が多いということですかね。

学生時代にひきこもった人なら少し環境が変われば復帰できそうですが、一度社会にでてからひきこもる場合は闇が深く復帰が難しそうですね。

 

社会復帰なんてしなくて良い!

ひきこもっている人に対して「働け」「家から出ろ」なんて言っても溝が深まるだけだと思います。だって本人はわかっているんですもん。しかし、それができないから悩んでいるんです。

年齢が上がるにつれ問題になってくる

長くひきこもるほど、そこから抜け出すのが難しくなってくるでしょう。40代になって再び社会に戻るのは大変かもしれませんね。

40代くらいならまだ親に養ってもらうことができるかもしれません。しかし、それ以上になると大変ですよね。年金なんて払ってないでしょうしどうなるんですかね。

 

また、治療家と言わせてもらうと部屋にひきこもっていると筋力は恐ろしく落ちます。筋力が落ちると身体が思ったように動かず、やる気も低下しさらに社会復帰なんてしにくくなります。

人と関わらなくていいから、せめて軽い運動はしててほしいです。

 

社会になんて出なくても良い!

ひきこもるきっかけの多くは社会になじめないことですよね。この問題を解決しようとするには「どう社会復帰させるか」ということに焦点が集まると思います。

しかし、個人的には別に社会になんて復帰しなくてもいいのでは?と思います。

僕は無口な社会不適合者なので、はなから社会に馴染もうなんて思ったことがありません。

 

自宅でできる仕事、自分ひとりでできる仕事なんてたくさんありますからね。

僕なんて半分ひきこもりのようなもんです。本業の整体サロンは半分家みたいなマンションの一室で自分が来てほしいと思う患者さんだけ呼んでやっています。

他にもブログやプログラミングなど家で一人で稼ぐためのスキルを磨いています。将来的にはそれらでも収益を上げられればと考えています。

「仕事をする意欲はあるけど社会にはでれない」という方は無理して社会にでようとせず、ゆっくりと自分で稼ぐスキルを見つけてみるのが良いんじゃないかと思います。

おそらく時間はあるでしょうから毎日コツコツ何かを習得できるはずです。

社会になんて復帰する必要はない」、「就職なんてしなくて良い」そう考えるだけで少しだけ気が楽になるんじゃないでしょうか。

 

川崎殺傷事件等を受けて追記

川崎市の登戸駅付近で、スクールバスを待っていたカリタス小学校の生徒・その保護者に包丁切りつけるという痛ましい事件が起こってしまいました。

また、その数日後に息子が同じような事件を起こすのを恐れて親が息子を殺すという事件が起きました。息子は普段から暴力的で、当日近くの小学校の運動会の音に対して怒りをあらわにしていたそうなんです。

 

川崎の事件の犯人、そして親に殺されてしまった方はまさに「中高年のひきこもり」でした。

川崎の事件の犯人はひきこもりだと指摘されたことについて「ひきこもりとは何事か!」と怒りをあらわにしたそうです。

ひきこもりは本当に難しい問題だと改めて感じさせられました。この事件を受けて「ひきこもり支援」という言葉をテレビなどで目にするのですが、当事者を苦しめるだけだと思うんですよね。

そうじゃなくてやはり「ひいこもったままでも仕事はできる」、「ひきこもることは悪くない」ということを伝えるべきなんじゃないかと思います。

「ひきこもるな!」「社会に出ろ!働け!」そんなこと言っても反発するだけだと思います。だって本人はわかっててもできないだけなんです。

 

これから5GやAIの時代になって、またトヨタが「終身雇用は無理」なんて言ったりして、嫌でも個人で稼ぐ時代が来ると思います。そうなったらみんなひきこもって仕事するようになるんじゃないかな?

というか今の時代にスーツを着て満員電車に揺られて会社に行くこと自体意味のないことですよね。それを強制すること自体クソなんですよ。

社会に引っ張り出すのではなく「一人で稼げる」ということ、「一人でも無限の可能性がある」ってことを知ってもらえるようなアドバイスをしてあげてほしいなと思いました。

 

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