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整体師・治療家の方は、患者さんの利き手を当てることができると思います。
僕は左利きと思われる患者さんには「左利きですか?」と聞くことがあります。
見事的中させることができれば、患者さんからの信頼をより高めることができます。
もし、整体・治療など施術をする仕事をしていて、利き手を見抜く方法がわからなかったらぜひこの記事をご覧ください。
90%の確率で利き手を当てられるようになると思います。
整体師・治療家は必見!患者さんの利き手を当てる方法
左利きの人に「もしかして左利きですか?」と、ズバリ的中させることができたら、患者さんから信用してもらえることができるでしょう。
「ここがこうなっていたのでわかりました」と理由をつけて説明できれば、さらにいいでしょう。
簡単なので、ぜひポイントを知っておきましょう。
ポイントはこちらです。
- 他方に比べ胸筋が硬い
- 他方に比べ前腕の筋肉が硬い
- 他方に比べ前腕が回内位で固まる
この3つです。
この3つのうち、2つ以上が当てはまれば90%の確率で利き手だと思います。
①他方に比べ胸筋が硬い
利き腕の側の胸の筋肉(大胸筋・小胸筋)が硬くなっていることが多いです。
腕を使うと胸の筋肉にも力が入るため、よく腕を使っている方の胸が硬くなりやすいからです。
仰向けになった際に胸の筋肉を左右触って比べてみてください。
大半の人は右利きのため、右の胸筋が硬くなっていることが多いです。
逆に左側が硬くなっている人の場合は左利きの可能性が高いです。
書くことが多い人、マウスを常に触っている人などは、片方の胸筋がパンパンになっているので、ぜひ診るようにしてみてください。
②他方に比べ前腕の筋肉が硬い
これは当然っちゃ当然ですが、利き手の前腕は張っていることが多いです。
手を使っていれば筋肉も使いますからね。
指の筋肉や手首を動かしていると前腕の筋肉が硬くなります。
また、荷物を手で持つなど力を入れ続けているとより硬くなります。
基本的には利き手の方を酷使するため、硬くなっている側が利き手の可能性が高いです。
毎日料理をする人、特に包丁を持つ利き手が硬くなりやすいです。
また、施術家も利き手の前腕はパンパンです。
③他方に比べ前腕が回内位で固まる
回内位で固まっている方(回外しにくい方)は利き手の可能性が高いです。
これは最も当たる確率が高いかもしれません。
手をよく使う作業の場合、回内位でおこなうことが多いためです。
パソコンも、料理も、手で荷物を持つときも、基本回内位ですよね。
利き手の場合は特に回内位で長時間酷使することが多いため、利き手は回内位で固まりやすくなっています。
ちなみにですが前腕が回内位だと肩が上がりにくくなります。
ということで、肩こりや肩の痛みを訴える人には、前腕の回内を診ることがとても大切です。
回外位に誘導するような調整をすることで肩へのアプローチとなります。
利き手ばかりを使うような場合、かなり極端に左右差が出るので、ぜひ診てみてください。
上記の3つのうち2つ以上当てはまっていれば、90%くらいの確率で利き手です。(なんの根拠もない、個人的体感です)
例えば左の胸筋の硬く、左前腕が回内位で固まっていれば、ほぼほぼ左利きです。
もしそういった患者さんが来たら聞いてみてください。
ただし、例外もあります
たまにですが、「左利きですか?」と聞いたら「右利きです」と言われることもあります。
こういった場合、こんなパターンかもしれません。
- 左利きだけど右手を酷使している
- 右利きだけどスポーツのときは左でやる
- 最近、左手で重い荷物を持つことがあった
- 理解不能・・・
このような場合、当てられなかったことがあります。
①左利きだけど右手を酷使している
右の胸筋がパンパンで、右前腕の回内が強かったため、てっきり右利きだと思って施術を進めていました。
しかし、会話の中で「左利き」ということを知って、驚いたことがあります。
聞いてみると、左利きだけど、仕事では右手で一日中マウスを触って絵を描いているそうなんです。
また、利き手とは反対の手でスマホを持つという人もいます。
長時間スマホを持っていると、当然持っている方の腕が硬くなってきます。
こういったちょっと特殊な場合はセオリー通りにはいかないことがあります。
②右利きだけどスポーツのときは左でやる
スポーツのときだけ左でやる人がたまにいますよね。
イチロー選手のような、右利きだけど、左打ちのような場合です。
そういった場合も、セオリー通りにはいきません。
てっきり左利きだと思ってドヤ顔で「左利きですか?」と聞いたら、まさかの「右利きです」と言われてしまったことがあります。
聞くとバドミントンをやっていて、ラケットは左で持つそうなんです。
利き手は当てられなかったですが、結果的に左手に負担がかかっているのは当てられたため、指摘してよかった例ではあります。
③最近、左手で重い荷物を持つことがあった
直近で手に力をいれていたりすると、力を入れていた側が硬くなることがあります。
前日に左手で重い荷物を長時間持っていた方は、左の前腕がパンパンになっていました。
しかし利き手は右ということで、予想が外れました。
細かい作業は利き手ですることが多いですが、荷物はそうとは限らない場合が多いようです。
④理解不能・・・
たまにですが、パターンに全く当てはまらない人もいます。
場合によっては内臓系や精神的なものとかも関わっているかもしれません。
そういったのは稀ですが、あります。
ということで例外もありますが、結構高い確率で当たるので、ぜひ指摘してみてください。
利き手を理由をつけて指摘し、見事当てることができれば患者さんからの信頼度は高まります。
仮に当てられなかったとしても、何かしらの情報を引き出すことに繋がることがほとんどなので、損することはないと思いますよ。