昔読んだことのあるの本や参考書を読み返すメリット

最近、医療業界を目指して勉強していた時期に僕がよく読んでいた書籍を紹介しました。その記事を書いたりしたのもあって、改めて昔読んでいた参考書を読み返しました。

すると昔読んだときとは違い、とても新鮮な感覚で時間を忘れて読み続けてしまいました。

今回は過去に読んだ本を読み返すことで実際に感じたメリットをご紹介します。

 

昔読んだことのある本や参考書を読み返すメリット

数年前によく読んでいた医療系の分厚い参考書を再び読み返してみました。

するとこのようなメリットに気付きました。

  • ➀抜けている部分を確認できる
  • ②昔とは違う視点で学べる
  • ③新しい発見がある

➀抜けてる部分を確認できる

何度も読んで、ほとんどの内容が一回頭に入っていたとしてもしばらく時間が経てば部分的にちょいちょい忘れてしまうことがあります。

無口
基本そんなもんですよね
久しぶりに読み返すことで抜けていたことに気付くことができ、改めて学習することができます。
学び直すことでより深く頭に刻み込むことができます。
無口
次はもうちょっと長い期間覚えてるかな~?

②昔とは違う視点で学べる

昔は新鮮な気持ちで、書いてあること一字一句を覚えるのに必死になっていました。

もちろんそこに書いてあることは全部正しいと思って読んでいました。

しかしある程度業界で働き、その間もさらに知識を増やし、僕もブログ等で情報を発信する側になってから読むとやはり昔とは感覚が違います。

  • 「誰」が「どういう意図」で書いているのか
  • 本当にそうか?と疑問を持つ
  • 自分ならどう表現するか

などなど色々と考えながら読むようになります。それはそれでとても勉強になるからとても良いことだと思います。

特に自分が人に教えるとしたらどういう風に表現するか考えながら読むことは、インプットしながらアウトプットもしているため効果抜群だと思います!

③新しい発見がある

昔は一冊読むのに相当時間がかかりました。なんたって医療用語の漢字が読めなかったり、「アレがわかってないとココもわからない」みたいなことが多くてなかなか進みませんでした。

しかし、さすがに今読むとスラスラ読めますね。そんな少しは知識が増えている自分を発見できます。

 

また、古い参考書であればあるほど「間違い」があります。

少し前までは正しいものとして参考書に載っていたものが、最新の研究では実は間違えていていました~みたいなことがあります。

よく言われるのは味覚についてです。僕が国家試験の勉強をしてたときは「舌のここで甘みを感じて、ここで苦みを感じる」みたいなものが教科書に載ってて勉強しましたが、今そんなこと言ったら笑われてしまいます。

読み返すことでそんな発見もあります。

 

 

まだまだ分からないことの方が多い

簡単な本を読み返すと昔とは段違いで早くスラスラと読むことができます。

しかし少し難しめの参考書の場合は未だに時間がかかります。「え?そうだっけ?」「こんなこと書いてあったっけ?」と躓いてばかりでなかなか進みません。

昔読んでわかったつもりになってましたが、実は全然理解できていなかった自分に気づきます。

そしてもう一度読み込み、より理解を深めるとまたさらに深く知りたくなってアマゾンを開いている自分がいます。

まだまだ解らないことばかりです。

わからないばかりだから絶望したくなるときもありますが、逆にまだまだ学べることがたくさんあり楽しい気持ちもあります!

この業界でやっていくなら一生勉強です。楽しみながら少しずつ知識を増やすとともに、今回のようにまた何度も読み返して違った味を感じながら学びたいと思います。

 

参考書籍

今回読み返していた本で、僕が個人的におすすめする本をご紹介します。

整体に興味を持った人・始めたばかりの人

業界初心者の方はまずは骨の名前、筋肉の名前、関節についてを勉強しておきましょう。

患者さんに聞かれて骨の名前も答えられなかったら整体師として恥ずかしいですよ~

 

ぜんぶわかる骨の名前としくみ事典―部位別にわかりやすくビジュアル解説

 

ぜんぶわかる筋肉の名前としくみ事典―部位別にわかりやすくビジュアル解説

 

ぜんぶわかる筋肉・関節の動きとしくみ事典―部位別・動作別にわかりやすくリアルに徹底解説

 

筋肉、骨、関節について。整体師になるなら最低これくらいは目を通したいところです。

このシリーズ以外でも似たようなものがたくさんあるので、読みやすそうなものがあればぜひ読んでみてください。

 

この業界でやっていくと覚悟を決めた人

この業界で本気でやっていく人、将来的に開業を考えている人はこのシリーズを読んでおきましょう。

 

カラー図解 人体解剖の基本がわかる事典

 

カラー図解 生理学の基本がわかる事典

 

カラー図解 栄養学の基本がわかる事典

 

カラー図解 免疫学の基本がわかる事典

 

カラー図解 薬理学の基本がわかる事典

 

他にも似たようなシリーズがあるのでそれらでもだいたい内容は同じです。

特に人体解剖、生理学は必須です。国家資格を持った人たちなら学生のうちから頭に入ってますし、これらを知ることで体について、症状についての理解度が増します。

 

開業する人・した人

開業して生き残っていくにはたくさん勉強しなければいけません。ここでは3冊ご紹介します。

開業して成功している人の多くは読んでいると思います。

 

標準整形外科学 第13版 (STANDARD TEXTBOOK)

怪我や病気についてたくさん書いてありますが、整体と関係ありそうな筋肉や関節の疾患のところだけでも目を通しておいた方がいいでしょう。

いきなり読み込んでも頭に入らないですが、僕の場合はわからない症状の患者さんが来るたびにこれを開いて勉強し、これの繰り返しで覚えていきました。

 

 

DVD付き 筋骨格系の触診マニュアル (GAIA BOOKS)

開業した整体師・治療家の多くが何かしらの触診の本を読んでいます。

僕はこの本をよく読んでいました。

なんとなく体を触るのではなく、どこをどのように触るのかを意識することで感覚が養われ整体師としてレベルアップしていけます。

 

 

カパンジー機能解剖学 全3巻 原著第7版

このシリーズは関節の動きやそれに付随する筋肉や靭帯の関係を理解できます。

個人的には学生時代に買い、開業前に読み込みました。開業前というのが個人的に人生で一番と言ってもいいくらい勉強した時期で、この本を読み返すたびに当時のことを思い出します。

 

開業してやっていくには他にも山のように読んでおきたいものはありますが、今回はこの3冊(シリーズ)に絞ってみました。

 

【書籍紹介】整体師として成功するためのおすすめする本11冊!

 

>整体を無料で学びたい方・無料で受けたい方

整体を無料で学びたい方・無料で受けたい方

無料で整体を学べる&無料で整体を受けれる企画を始めます。