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僕は数年前にNSCA-CPTという、トレーニングを指導するパーソナルトレーナーの資格を取りました。
しかし、現在その資格は失効し、団体からも退会しました。
今回はそんなNSCAから退会、資格を失効した理由を資格を持つことのメリット、デメリットとともにご紹介します。
NSCAを退会・資格失効した理由
ちゃんと勉強し、試験に合格して得た資格ですが、資格を失効し、団体からも退会してしまいました。
結論から言うと、お金がかかるし面倒くさかったからです!
NSCAとは
1978年に設立されたアメリカに本部がある国際的教育団体です。
「科学者とスポーツ現場の指導者との橋渡し」という使命を担い、研究や教育をおこなっています。
資格試験
NSCA資格認定試験があります。
合格するとNSCA認定トレーナーとなります。
筋力、パワー、筋持久力のみならずスピード、バランス、コーディネーションなど、筋肉に関わるトレーニング知識を持ち、スポーツパフォーマンスの向上や一般の人が快適な日常生活を送るためのトレーニングサポートをおこなう、いわゆる「パーソナルトレーナー」です。
日本のパーソナルトレーナーの資格の中では1、2を争う権威ある団体なんじゃないかと思います。
これに僕は合格し、数年間資格者として活動していました。
しかし、現在は資格は失効し、団体からも退会しました。
理由は資格を保持していることのメリットももちろんありますが、デメリットが大きかったからです。
では、メリットとデメリットを比べながらご紹介します。
資格を保持するメリット
まず、NSCAの資格を保持するメリットをご紹介します。
- ストレングス&コンディショニングジャーナルを読める
- 主催イベントに会員価格で参加できる
- 海外研修などに参加できる
この3つです。
①ストレングス&コンディショニングジャーナルを読める
団体の会員になると年に10冊送られてくる会員誌があります。
トレーニングに関する最新の研究、論文が見れるため勉強になります。
②主催イベントに会員価格で参加できる
様々な主催イベントがあり、それに会員価格で参加することができます。
③海外研修などに参加できる
定期的に海外研修参加の募集をしています。
僕は参加したことないですが、本場アメリカで学びたいという人にとってはとても良い機会だと思います。
また、僕は無口なのであまり他のトレーナーと絡む機会はなかったですが、横のつながりを大事にしたい人にとっては名刺代わりに資格を持つことは良いかもしれません。
ではデメリットをご紹介します。
資格を保持するデメリット
資格を保持することのデメリットをご紹介します。
- 会費がかかる
- 継続教育(CEU)が面倒くさい
- 資格は必要ない
主にこの3つです。
では順にご紹介します。
①会費がかかる
NSCAの会員になると年12960円の会費がかかります。
会員にならないと資格を保持できないため、資格を保持する限り払い続けなければなりません。
12960円のメリットは僕は感じることができませんでした。
会員誌もためになることはなりますが、個人的にあまり実用的と思える内容ではありませんでした。
②継続教育(CEU)が面倒くさい
CEUという、ポイントを貯めていく制度があるんです。
そしてある程度のポイントを貯めないと資格の継続ができないんです。
では、どうやってポイントを貯めるのかというと
- 関連セミナーに参加する
- 会員誌の問題に答える
- ホームスタディ
などでポイントを貯めていきます。
これがもう面倒くさい!
ポイントのために関連セミナーに何度か参加しましたが、7時間もダラダラとやり続けるセミナーで正直時間の無駄でした。
もちろんセミナー費もかかりますし、こんなものに何度も通ってポイントを貯めなければならないのは拷問です。
また、会員誌にある問題にネットで答えるとポイントをもらえるんですが、これも答えるたびにお金がかかります。
さらに、トレーナー同士答えを教え合ったりしているため、教育でも何でもないです。
こんな無駄なことに時間とお金を払い続けなければいけないこのCEU制度がとても嫌でした。
ホームスタディはやったことないのでわかりませんが、CEUはお金と時間が無駄になることが多く資格を捨てる大きな要因となりました。
③資格は必要ない
そもそも、パーソナルトレーニングをやるのに資格は必要ありません。
NSCAも所詮民間資格です。
あってもなくてもどちらでも良いんです
ではなぜ資格を取ったのかというと、当時は不安だったからです。
知識も実績も乏しかったから「資格」という肩書がほしくて取りました。
しかし、今は経験を積んだことにより自信も増え、資格を保持する必要がなくなりました。
上記の理由で僕は資格の更新をせず失効となり、団体からの退会もしました。
もちろん資格を保持していることでメリットが大きい人もたくさんいるでしょう。
しかし、僕はデメリットが勝っていました。
補足…
今回は資格の保持について、個人的には必要ないと思って、結果的に失効しました。
しかし、NSCAーCPTレベルの知識を持つことは大切です。
知識の基準として学ぶこと、そして資格をとること自体には全く批判の気持ちはありませんからね。
トレーナーとしての知識は人によってばらつきがあるため、「NSCA合格」というのは、一定の評価につながるものではないかと思っています。
ぜひ、資格を目指してみてはいかがでしょうか!
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まとめ
メリットもあればデメリットもあります。
僕はデメリットを大きく感じたのでNSCA-CPTの資格を捨ててしまいました。
会費やCEUなど、何かとお金と時間を浪費させる仕組みがとくに嫌でした。
しかし、もちろんメリットの方が大きい人もいるので、あくまでも僕の個人的な見解です。