【NSCA-CPT】と【柔道整復師】、試験はどっちが難しい?

無口
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僕は柔道整復師なんですが、NSCA-CPTというトレーニングを指導するパーソナルトレーニングの資格も持っています。

このブログでもNSCA-CPTについていくか記事を書いているんですが、読んでいただいた方からこんな質問をいただきました。

 

「柔道整復師とNSCA-CPTの試験は、どちらが難しかったですか?」

という質問でした。

 

今回はそれについてお答えしようと思います。

 

【NSCA-CPT】と【柔道整復師】、試験はどっちが難しい?

両方一発で受かった僕がお答えします。

結論から言うと、柔道整復師の方が2〜3倍難しいです。

 

そもそも大前提として、柔道整復師は国家資格で、専門の学校で3年以上学ばないと受験資格を得られません。

NSCA-CPTは民間資格で、誰でも受けることができます。

 

それを踏まえた上で、柔道整復師の試験の方が難しいです。

 

柔道整復師の方が難しい理由はこちらです。

  1. 範囲が広い
  2. プレッシャーが大きい
  3. 暗記が多い(個人的には)

この3つです。

では順にご紹介します。

 

①範囲が広い

柔道整復師の試験の方が、出題範囲が広く、多くのことを学ばなければいけません。

NSCA-CPTの場合はトレーニングに関するものや、トレーナーとして業務を行う上で知っておきたい周辺知識が主な出題範囲でした。

柔道整復の場合は業務を行う上での周辺知識はもちろん、「こんなこと学んでいつ役に立つの?」というものもたくさんありました。

 

柔道整復師の試験では

  • 解剖学
  • 生理学
  • 運動学
  • 病理学概論
  • 衛生学・公衆衛生学
  • 一般臨床医学
  • 外科学概論
  • 整形外科学
  • リハビリテーション医学
  • 柔道整復理論
  • 関係法規

これらの科目を勉強しなければなりません。

合格率は7割くらいなのでそんなに難しくはないですが、NSCA-CPTとは範囲の広さが大きく違います。

 

また、NSCA-CPTの試験でも解剖学などからの出題がありましたが、柔道整復師を持っている人なら誰でもわかるような内容でした。

そういった意味でも、柔道整復師の方が難しいです。

 

②プレッシャーが大きい

柔道整復師は国家資格なので、年に一回の試験では学校や周りからのプレッシャーが大きかったです。

NSCA-CPTは民間資格だし学校からのプレッシャーもなく、「落ちたらまた今度受けよう」くらいの感じでした。

 

柔道整復の学校は合格率を上げるために必死です。

そのため生徒は試験前から学校からのプレッシャーを受け続けます。

基本的にどの学校でも模擬テストを実施し、それを通過した人しか本番に臨めません。

つまり、本番に臨める人は学校から「合格確定」と見込まれた人です。

そんな中で落ちてしまう人は、プレッシャーにやられてしまっている可能性が高いです。

 

ちなみにNSCA-CPTの試験の際、僕は前日に親戚の葬儀に参加し、当日は試験の後に普通に仕事を入れてました。

それくらいプレッシャーは一切感じていませんでした。

 

③暗記が多い(個人的には)

柔道整復師の試験の方が暗記しなければいけないことが多かったです。

骨や筋肉の名前はもちろん、様々な医療用語や柔道整復師の専門分野である骨折や脱臼捻挫については当然細かく覚えなければならないし、様々な病気についてや関連する法律についてなど、暗記しなければいけないことがたくさんありました。

 

逆にNSCA-CPTの場合、その場で考えれば答えられるような問題がいくつかあり、個人的にはやりやすかったです。

 

例えばスクワットをする際、

  • どこの関節が動いているのか
  • どの筋肉が収縮してどの筋肉が伸びるのか
  • それが遠心性収縮なのか短縮性収縮なのか

など、考えればわかりますよね。

 

こういった考えたり想像するような問題がNSCA-CPTの問題にはちょいちょいありました。

なので個人的には楽に感じました。

逆に、こういったことを考えたり想像するのが苦手な人からしたら難しく感じるかもしれません。

 

 

 

このように、大半の人にとっては柔道整復師の試験の方が難しく感じると思います。

 

どちらも勉強すれば誰でも受かります

結論としては柔道整復師の方が2〜3倍難しいということでした。

しかし、それでも勉強すれば誰でも受かります。

これくらいで挫折していたら、一生勉強のこの業界ではやっていけないと思います。

 

NSCA-CPTを持っている人が柔道整復師を目指す場合、今まで学んできた解剖生理運動学をさらに深く学びつつ、医療分野の広い範囲を学ばなければいけないため、難しく感じるかもしれません。

逆に柔道整復師を持っている人がNSCA-CPTを目指す場合、すでに身体についての知識はあるので、あとはエクササイズやトレーニングについて学べば、比較的楽に受かることができると思います。

 

 

最後に・・・

こんな記事を書いていてあれなんですが、今の時代、資格なんてあまり関係ないです。

実際、僕はNSCA-CPTの資格は馬鹿らしいので捨てました。

<<<【CEU?】NSCAを退会・資格失効した理由【パーソナルトレーナー】

 

柔道整復師さえ、あってもなくても変わりはないと思います。

資格より、中身ですよ!

 

 

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