僕は整体サロンを経営しながらブログで誰かにとって有益な情報を発信しています。
整体師、治療家でこらから開業を考えて勉強している方、すでに開業している方で「どんな施術をするか」ということで悩んでいる人も多いかと思います。
しかし、結論を言うとどんな施術をしても経営を成功させることができます。
重要なのは「何をするか」ではなく、「自分の選んだ施術を追求し、その施術をしっかり売っていく」ということです。
これができればどんな施術をしてもちゃんと経営していけます。
施術方法はどうでもいい?!どんな整体をやっても成功します
整体院経営において「どんな整体をやるか」はそこまで重要ではなかったりします。
施術方法にかかわらず通ってくれる患者さんがいるからです。
通ってくれる理由はこちらです。
- どんな施術にも需要はある
- 通ってもらえればそれなりの結果はでる
- 人と人の相性が大きく関わる
この3つです。
では順にご紹介します。
理由①どんな施術にも需要はある
どんな施術にも必ず需要はあります。
自分の施術に合った患者さんは必ずいて、通ってくれます。
- マッサージ系
- ボキボキ系
- ヒーリング系
- 即効性があるもの
- 根本改善するもの
- 痛いもの
- その他
いろいろな施術がありますよね。
施術は万人受けするのが難しく、好みが分かれます。
どんなに施術結果が良くても、施術内容が気に入らなければ通ってくれない場合もあります。
しかし、多かれ少なかれどんな施術でもそれを気に入ってくれる患者さんはいるはずです。
僕の施術は
- 弱い刺激
- 即効性はない
- トークなし
このような特徴があります。
僕の施術が気に入らなくて通わない人もいるし、中にはクレームを言ってきた人もいます。
しかし、僕の施術が良いと思ってくれた人をコツコツ集め、2年をかけてリピーターだけで満員にすることができました。
このようにどんな施術にも必ず需要はあり、気に入ってくれる人はちゃんといます。
理由②どんな施術でも通ってもらえればそれなりの結果はでる
どんな施術をしても、定期的に通えばある程度の症状は改善していくと思います。
素人がただマッサージしても症状によっては良くなることがよくあります。
症状を改善するには「見立て」が大事です。
つまり「何をするか」ではなく「どこをアプローチするか」、ということが重要です。
なので見立てさえ間違っていなければどんな施術方法でもあらゆる症状を改善させることができます。
僕も素人同然の研修時代、硬いと思うところを必死にマッサージしたら良くなったことがありました。
しかし、同じように硬いところをマッサージしても良くならない人もたくさんいました。
だから次来た時は違うところをマッサージして、次はまた違うところを・・・と、これを繰り返していたら良くなることがありました。
当時の僕は何もわかっていませんでしたが、アプローチするところが正しければ良くなっていきます。
がむしゃらにマッサージするだけでも、いつかたまたま揉むべきところをマッサージして改善させられる日が来ることがあります。
重要なのは施術の方法ではなく、見立てです。
見立ては数を打てば当たることがあります。
ということである程度の症状はどんな施術をおこなったとしても通っているうちに良くなっていきます。
理由③人と人の相性が大きく関わる
施術以上に相性が重要です。
どんなゴッドハンドで有名な先生でも「こいつ嫌い」と思われたら施術効果も減り、通ってもくれません。
やはり人間ですから生理的に受け付けない人もいますよね。
相手に不快な思いをさせてしまったらどんなに施術を頑張っても良くならない場合が多いです。
僕は自分で万人受けする人間ではないとはっきりと自覚しているため、それを知ってもらえるようあらかじめHPなどで「無口です」と書くなどアピールしています。
その結果HPを見てから来てくれた人は無口を了承して来てくれるので感触もよくリピートしてもらえますが、何も知らないで来た人は「なんだこいつ感」があってリピートしてもらえないことがあります。
しっかり書くメリットとしては「施術中は喋りたくない」という理由で僕のところに来てくれ通ってくれている人がいることです。
このように施術以前に相性が重要だったりします。
場合によっては相性が合えば施術がダメでも通ってもらえることだってあります。
施術方法はそこまで重要ではなかったりします。
自分の施術を追求し、誠実に対応していけば必ず通ってくれる患者さんはいます。
では続いて自分の整体を売っていく方法をご紹介します。
「自分の整体」を売っていくために重要なこと
しっかりとした見立てができれば、施術方法はなんでもいいんです。
それを踏まえて患者さんに選んでもらい、通ってもらう必要があります。
自分の施術を売っていくのにはこれらのことが重要です。
- 自分の施術を知ってもらう
- 施術の意図を理解してもらう
- 通うメリットを感じてもらう
この3つです。
ではご紹介します。
①自分の施術を知ってもらう
まず自分の施術がどういうものなのかを知ってもらう必要があります。
患者さんは自分好みの施術を探しているため、しっかりアピールすることで来院につなげることができます。
僕はHPに施術について詳しく載せています。
そして「痛くない」「まっすぐにしない」などの考えに共感してもらい来院してもらっています。
また、「マッサージではない」「強い刺激はしない」ということも書いているため、それを求める人をブロックすることもできています。
しっかり特徴を伝えておくことであとあとトラブルになるリスクも減らすことができます。
フラ〜っとマッサージに行く感覚で店に入って、急に首をボキボキされたらびっくりするし、文句も言いたくなりますよね。
なので施術前はもちろんHPなどで特徴を伝えておくことが大切です。
②施術の意図を理解してもらう
この施術はなんのためにやって、どのような効果があるのかを患者さんに理解してもらうことも大事です。
説明しているつもりでもほとんどの患者さんはよくわからないまま施術を受けているので、「理解してもらう」というのが大事です。
僕も昔整体に行った時、その先生が施術について一生懸命話していましたが、当時大学生の僕は全く理解できていませんでした。
そして何もわかっていないまま拷問とも言えるような痛い施術を受けたことがあります。
当然、その痛み以上に納得ができない気持ちが強くて通いませんでした。
その経験があるので僕は患者さんに口での説明よりもなるべく体験してもらえるように心がけています。
「ここをこうすると軽くなるでしょ?だからここをこうしていきますね」的な感じです。
このように施術の意図をしっかり伝え、理解してもらうことで信頼を得ることができます。
③通うメリットを感じてもらう
なぜ通わなければいけないのかをしっかり伝える必要があります。
患者さんは一回で治してほしいので、そのギャップを丁寧に埋めなければいけません。
僕はとにかく患者さんに施術効果を実感してもらうことを意識しています。
施術後の検査結果をみて「ほら、よくなったでしょ」と施術効果を押し付けるのではなく、【患者さんがどう感じているのか】を追求しています。
そうすることで通うメリットを感じてもらえることができます。
また、患者さんの要望に柔軟に対応することを心がけています。
症状改善のために結果をだすのはもちろんですが、「〇〇できるようになりたい」「メンテナンスしてほしい」「力を抜けるようになりたい」など、あらゆる症状のあらゆる要望に応えられるよう努めています。
このように施術を受けた患者さんに「通うメリット」を感じてもらうことが重要です。
自分のやる施術をしっかりとアピールすることができれば結果的に経営は安定していきます。
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まとめ
整体院経営において、どんな整体をおこなったとしても成功することは可能です。
しかし、患者さんに選んでもらうには自分の整体を積極的にアピールしていかなければいけません。
まずはどんな整体をやるのかを決め、その上で自分の整体をアピールしつつ患者さんを満足させられれば経営は成り立ちます。
重要なのは「何をするか」ではなく、「自分の選んだ施術を追求し、その施術をしっかり売っていく」ということです。