僕は整体サロンを経営しながらブログで誰かにとって有益な情報を発信しています。
経営実績はこちらからご覧ください↓
<<<【経営塾よりタメになる!】整体院・治療院のリアルな経営報告
僕は整体学校に通ったことがあります。
そこに通えたことはとても良い思い出であり、貴重な財産となりました。
しかし、整体学校にはしっかり目的意識を持って、何を学びに行くのかを理解していないと時間とお金の無駄になってしまいます。
実際、卒業後に別の業界に進む人をたくさん見てきました。
そこで今回は整体学校に通うメリットと、整体学校の現実をご紹介します。
この業界に興味がある人はぜひ目を通してみてください。
整体学校に通うメリットと現実を経験者が暴露
柔道整復師の学校を卒業し、その後治療院やリラクゼーションマッサージなどで働き2年経った頃、僕は整体学校に通いました。
通った理由はこちらです。
- 整体の基礎を学びたかった
- どんな世界なのか知りたかった
①整体の基礎を学びたかった
単純に整体を学びたかったし、あまり教わってこなかった基礎を学びたかったからです。
基本的に柔道整復の学校では現場で役に立つことは何も教わることはできません。
<<<それでも柔道整復師になりたいですか?資格を取るメリットは?【暴露】
また、卒業してから勤めた現場では基礎的なことを教わることができず、すぐに結果が出るようなものばかりを教わっていました。
例えば、身体の構造も理屈も知らないのに「ココをこうすれば良くなる」というようなものばかり教わっていました。
当然、そんなんで患者さんがよくなることはありませんでした。
なのでもっと「基礎の基礎から学び直したい」と思い、整体学校という手段を選びました。
②どんな世界なのか知りたかった
好奇心が旺盛なので、単純に整体学校がどんなところなのか見てみたかったのもあります。
治療の現場に出てみると整体学校出身の人と出会うことが何度もありました。
彼らが話す整体学校の話にとても興味を持ちました。
特に、座学メインの柔道整復の学校とは対照的に、実技がメインというのが興味深かったです。
何をするのか、どんな雰囲気なのか、どんな人が学んでいるのか・・・
そういったものがとても気になりました。
ということでまだ若いし社会勉強もかねて通ってみることにしました。
こうして通った整体学校ですが、通った人でないとわからないことがたくさんありました。
では整体学校に通うメリットや、整体学校の現実をご紹介します。
整体学校に通うメリット
整体学校に通うメリットをご紹介します。
- 整体の基礎を学べた
- いろいろ指摘してもらえた
- 人によっては人脈を作れる
この3つが大きかったです。
では順にご紹介します。
①整体の基礎を学べた
僕が学びたかった整体の基礎、身体を診ていくことの基礎を学べました。
身体への触り方から、一つ一つの関節や筋肉を理解した上での調整を丁寧に学ぶことができました。
これらを学んだ上で今まで僕がやってきた手技をすると、同じことをしていてもやはり格段と効果が上がっていきます。
最近では基礎を無視した手技のセミナーやDVDが出回りまくっていますが、やはりそんなものだけを勉強しても、ゴミです。
ということに改めて気づけたのでとても良かったです。
②いろいろ指摘してもらえた
手技はもちろん、施術するときの姿勢や人と話すときに話し方などを色々指摘してもらえました。
今まで基礎をしっかり教わることもなかったし、良い師匠に巡り会うこともなかったため、細かく指摘してくれる人がいませんでした。
なので今まで自分が気づかなかった無意識なおこないをたくさん指摘していただきした。
例えば、
- 施術するときの姿勢が悪い
- 説明が素人にはわかりにくい
- 左と右で加減が違う
などなど。
こういったことって人に言われないとわかりません。
そしてなかなか指摘してくれる人もいません。
なのでとても貴重でした。
③人によっては人脈を作れる
勉強熱心で、野心のある若者が多く、そういった人たちと繋がる機会にもなるでしょう。
この業界って結構横のつながりも大事だったりします。
無口の僕ですら数人とは繋がっています。
業界のことについてお互い相談することもありますし、患者さんを紹介してもらったこともあるし、HPを作成してあげたこともあります。
整体学校でもそういった人間関係を作ろうと思えば作れるでしょう。
このように整体学校に通うメリットはたくさんあります。
僕はそこに通えてとても良かったと思っています。
しかし、整体学校というものに期待しすぎるとがっかりすることもあるかもしれません。
そこで次は整体学校の現実をご紹介します。
整体学校の現実
整体学校の現実をご紹介します。
- 学べるのはあくまでも基礎
- 座学はあてにならない
- 師弟関係はない
- 人間関係は面倒くさい
主にこの4つです。
ではご紹介します。
①学べるのはあくまでも基礎
学べるのはあくまでも基礎で、現場ですぐ効果を出せるものではありません。
整体学校を出ただけでは基本的には開業しても成功しません。
こちらの記事で長々と語ってますのでよかったらどうぞ↓
【<<<超現実的な整体学校の選び方】安い・近いで選んだ人に未来はありません
実際の患者さんを相手にしっかり結果を出していくためには、教わった基礎を確実に自分のものにし、そこに他で学んだ様々なものを加えた「自分の手技」を作る必要があります。
学校を卒業することは、やっとスタートラインに立つくらいの気持ちの方がいいでしょう。
②座学はあてにならない
整体学校でも解剖学や運動学などの座学はありますが、それも表面的なものばかりです。
それで勉強した気になってはダメです。
実際に経営して成功している人たちは分厚い本を何十冊も読んでますからね。
学校で学ぶ座学は「これから読むであろう分厚い本を読むための準備」くらいのものだと思っておきましょう。
③師弟関係はない
整体学校の先生とは、あくまでも講師と受講生です。
師弟関係という感じではありません。
治療院で働くと、そこの院長と師弟関係をでき、生涯にわたって良い関係を築けることがあります。
そういった関係を築いている人を何人か知っていますが、良いもんですよ。
しかし、当然整体学校の先生とはそういった感じではないですね。
学校のときは先生のことをすごく尊敬してたんですが、卒業後に「追加のコースのご案内」的な感じでお金を搾り取ろうとしてきたのが残念でした。
やはり「ビジネス」です。
④人間関係は面倒くさい
メリットで人脈を作れると言いましたが、デメリットにもなります。
若くて体育会系の人が多く、そのノリが個人的にはすごく面倒くさかったです。
また、大学のサークル感覚で来ている人が多く、本気で学びに行く人たちとのギャップがありました。
脱サラして人生かけてる人や、高校卒業したばかりで親のお金で来ている人もいて、みんな人のいないところで悪口言っていて変な感じでした。
人付き合いが苦手な人は色々気を使うでしょう。
このように良いことばかりではありませんでした。
まあ、それを踏まえても僕は通って良かったと心から思っています。
ちなみに僕は無料で整体を教える【無料整体スクール】をやっています。
無料で整体を学びたい人がいたらこちらをご覧ください↓
まとめ
整体学校はちゃんと目的を持って通うことでとても成長することができます。
しかし、学校の特徴やメリットを理解できないまま通ったら時間とお金の無駄になってしまうリスクがあります。
しっかり考えた上で、それでも通ってみたい方はぜひ通ってみてください。
きっと素晴らしい経験ができると思います。
<<<【超現実的な整体学校の選び方】安い・近いで選んだ人に未来はありません