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<<<【経営塾よりタメになる!】整体院・治療院のリアルな経営報告
最近、心理学の本を読み漁っています。
世の中には心理学がたくさん潜んでいます。
その中で「整体院・治療院で使えそうなもの」をご紹介します。
ぜひ心理学を経営に活かしてみてください。
実は無意識のうちにすでに使っているものもあるかもしれません。
【悪用厳禁】整体院・治療院経営で利用できる心理学をご紹介します
僕が心理学を学んで、整体院・治療院の経営に応用できそうだなと思ったのがこちらです。
- 返報性の原理
- ウィンザー効果
- ピグマリオン効果
- ペーシング
- 単純接触効果
- 心理的リアクタンス
- 作業興奮
この7つです。
では順にご紹介します。
①返報性の原理(好意の返報性)
返報性の原理は「良いことをすると、良いことが返ってくる」という人間の持つ心理のひとつです。
人から良いことをされると、「何かお返しをしないと」と自然に思いますよね。それです。
患者さんに対し誠心誠意、できる限りの事をしていれば何かしらの形で返ってくるはずです。
リピートしてもらったり、信頼してもらったりするためには、積極的に「良い人」になることが大切なのかもしれません。
②ウィンザー効果
ウィンザー効果は、「相手に直接伝えるよりも、第三者を介して伝えることでより効果的に伝わる」というものです。
口コミやレビューなど、間接的に情報が伝わることによって、より信憑性や信頼感が増すという心理効果です。
整体院・治療院では口コミは定番ですね。
口コミを増やしていくことが信頼を得ることに繋がります。
また、患者さんに症状を説明する際、「他の人と比べてかなり悪いですよ」とか、「同世代と比べてもとても健康的ですよ」など、良い方にも悪い方にも利用することができそうですね。
③ピグマリオン効果
ピグマリオン効果は、「人から期待されることによって、意欲・成果などが上がる」という心理効果です。
全く期待されない場合より、たくさん期待をかけられた方が実力を最大限発揮できるようになります。
セルフケアを実践してもらうため、リピートしてもらうため、紹介してもらうため・・・
あらゆる場面で応用できそうですね。
④ペーシング
ペーシングは、「相手に会話のテンポ、声のトーン、呼吸などを合わせる」という心理スキルです。
相手と合わせることで相手の警戒心をとり、安心感を与えることができます。
患者さんの話すテンポやトーンに合わせて話すことで、信頼関係を高めることができます。
自分よがりにならず、患者さんに合わせることを常に意識すると良いかもしれません。
子供から高齢者まで、無口な人からハイテンションの人まで、あらゆる相手に柔軟に対応できるようになりたいですね。
⑤単純接触効果
単純接触効果は、「何度も顔をあわせることで、警戒心が解け、親密度が高まっていく」という心理効果です。
直接会っているとき以外も、LINEやSNS等でつながっているとより身近に感じるようになります。
患者さんが来院しているとき以外にも、患者さんとつながっていく努力は大切ということですね。
SNSやブログがあれば来院前の段階からアプローチすることもできるし、患者さんが帰ってからもコンタクトを取ることでより身近に感じてもらえ、信頼関係が増しそうですね。
⑥心理的リアクタンス
心理的リアクタンスは、「指示された事と反対のことをしたくなる」という心理現象です。
自分の行動を他人に決められたことで「選択の自由が奪われた」と感じ、反発してしまうんだとか。
子供の頃、親に「宿題やりなさい」と一方的に言われて「やりたくない」と思ってしまったことがあったかと思います。
患者さんに「家でこれをやってきて」とセルフケアの指導をする際も、相手に「自由を奪われている」と感じさせないことが重要です。
いくつか選択肢を与えることが重要なんだとか。
リピートを促す際も強引に予約を取りにいこうとしないように気をつけましょう。
⑦作業興奮
作業興奮は、「一旦行動を始めると、やる気が出て継続できるようになる」というものです。
つまり、「やる気があるから行動するのではなく、行動するからやる気がある」という考え方ですね。
セルフケアを患者さんに指導した結果、どんどん自らケアをする意識が高まり、すっかり健康オタクになった人を何人も見てきています。
「とりあえずやってもらう」ということが重要だと思います。
また、行動を起こしてもらうためには、「行動するメリット」をしっかり伝えることが大事だと言われています。
しっかりメリットを伝え、とりあえず行動してもらいましょう。
これら何か利用できそうなものがあれば使ってみてください。
というか、すでに無意識にやっているものもあるかもしれませんね。