僕は無口で口下手な社会不適合者です。
人前で話すことは大嫌いです。
しかし、人前で話さなければならない場面を何度も経験してきました。
だけど、トークの練習をするようになり、少しだけまともに話せるようになりました!
そこで今回は無口な人は普段からトークの練習をすることの大切さをご紹介します。
無口な人はトークの練習をしておくべき
僕は普段からテレビに出演するタレントになりきってトークの練習をしています。
ワイドショーでの司会者の質問に、タレントになりきって答えるような練習をしています。
無口な人は、人一倍トークの練習をしておくことをおすすめします。
その理由は
- トークをしなければならないときがある
- 考えておかないと話せない
主にこの2つです。
トークをしなければいけないときがある
社会人になると何かと人前で話さなければならないことがあるかと思います。
ときには場を和ますトークや機転を利かせたトークを求められることもあります。
そんなとき、芸人さんのようにうまく話せたらいいですよね。
僕は
- 就職した整骨院の朝のミーティング
- 整体のセミナーで経営状況や患者さんとのエピソードを報告
- モンゴルでの結婚式の際に300人の前であいさつ
などの際、1~3分くらいのトークを求められることがありました。
また、僕はなるべくこういったものを避けて生きてきましたが、普通に生きてきたらさらにさまざまな場面で即興トークを求められることがあるでしょう。
考えておかないと話せない
無口な人は基本的に話すのが苦手ですよね。
「3分間自由に話せ」なんて言われても話せないですよね。
僕は初めて就職したのが整骨院だったんですが、ミーティングで毎朝スタッフの誰かが2~3分のトークをするというクソみたいな習慣がありました。
スタッフが全部で5名だったので週に一回は僕に順番が回ってきます。
僕は重度の無口なため、これが苦痛で苦痛で・・・まともに話せませんでした。
- 話しが短い
- 声が小さい
- 言いたいことがわからない
など、先輩にボロクソ言われ、けど話せないので本当にツラかったです。
また、整体のセミナーに参加した際も、セミナー開始30分間は自己啓発のような時間があり、参加者一人ずつ順番に自分の院の経営状況や患者さんとのエピソードを話さなければなりませんでした。
当時僕は開業直後で、経営なんて悲惨だし患者さんが来ないからエピソードも無く、まさに地獄の時間でした。
結局100%ウソのメチャクチャな話をするしかありませんでした。
事前に様々な状況を想定してエピソードトークを考えておかなければ、いざというとき戸惑ってしまいます。
場合によっては一生の傷が残る失態を犯してしまうかもしれません。
無口な人はトークのネタを仕込んでおくべきです。
では次にトークの練習をしておくことによるメリットをご紹介します。
トークの練習をしておくメリット
僕は普段から一人で「アメトーク」のようなトーク番組や「サンデージャポン」のようなワイドショーに出演することを想定してトークの練習をしています。
練習しておくことで
- いざというとき役に立つ
- 無口とのギャップが生まれる
- 少しだけ自信がつく
このようなメリットがあります。
いざというとき役に立つ
事前にあらゆる場面を想定していくつかトークを準備しておくことで、少なくとも「無言」になってしまう最悪なケースを防ぐことができます。
「では、一人ずつ順番に簡単な挨拶をお願いします」なんて言葉は、社会人になれば必ず聞くことになると思います。
その場合「〇〇です。よろしくお願いします!」だけではNGなことも多々あります。
もし、「簡単な挨拶」のはずなのに一番最初の人が3分間も話して、「では次あなたお願いします」と言われたらどうします?
そんな場合に備えて普段から場面を想定したトークを練習しておくことで最低限のトークはできると思います。
無口とのギャップが生まれる
普段喋らない人間が、即興トークを軽快にこなしていたら驚く人も多いでしょう。
以前大学の同期と一緒にセミナーに行ったことがありました。
その際、セミナー講師が急に僕だけに「無口さんは治療業界についてどう思いますか?」と聞いてきて、約30人が一斉に僕を見てきました。
なんと運よく僕は「業界について」のトークは練習したことがあり、その場でそこそこ良い話をすることができたんです。
そのセミナー後、大学の同期と食事に行った際「よくあんなこと言えたね、俺だったら固まってた」「お前そんな喋れるキャラだっけ?」的なことを言ってもらいました。
練習しておくことでギャップを見せることができるんです。
少しだけ自信がつく
ある程度トークを準備しておくことで少しだけ自信をもって会などに参加できるようになります。
練習する前はどこに行くのも何をするのもビクビクしていました。
話を振られたらどうしよう・・・
あの話を聞かれたらどうしよう・・・
そんな感じで他の人の話なんて全く頭に入ってきませんでした。
普段からテレビ番組のタレントになりきって練習しておくことで、そんな不安は少しだけ軽減し、より気楽な気持ちで参加できるようになります。
実践して効果的だったトークテクニック
僕が実践しているトークのテクニックをご紹介します。
- 1分野1トーク
- 島田紳助さん流トーク
1分野1トーク
あらゆる分野のトークを備えておくとあらゆる場面で活かすことができます。
いくらトークの練習をしたところで、自分が想定していなかったシチュエーションでトークを求められても固まってしまいます。
しかし、自分の業界はもちろん、スポーツ、経済、政治、地域・・・など、一つの分野に一つだけ用意しておけば意外とうまいこと行けちゃいます。
もちろん深く突っ込まれたら固まってしまいますが、軽いあいさつ程度でしたら何とか乗り切れます。
島田紳助さん流トーク
元芸人の島田紳助さんが昔テレビで行ってたんですが、「1分野のたった一つのことに詳しくなれば、その分野全体を詳しいと思わせることができる」ということを言っていました。
例えばサッカーのバルセロナというチームについてメチャクチャ詳しく話すことができれば、サッカー全体を詳しく思わせることができる、という考え方です。
それを利用してアイドルという僕が苦手な分野のトークの際、あたかもアイドルにメチャメチャ詳しいかのようなトークを披露したことがあります。
これ、まだまだ実戦経験は少ないですが、極めれば結構使えそうですよ!
まとめ
無口な人は普段からトークの練習をしておきましょう!
社会人になれば必ずと言っていいほど人前で2~3分話さなければいけない状況がでてくるでしょう。
そんなとき、事前に準備しておくことで少なくとも大失態は防ぐことができます。
さあ、テレビタレントになりきって巧みなトーク術を披露しましょう!