僕は整体サロンを経営しながらブログで誰かにとって有益な情報を発信しています。
僕のサロンは【完全予約制】です。
そうすることで面倒な人が来ることが大幅に減り、ストレスのない経営ができるようになります。
しかし、たまに予約なしで突然現れる場合があります。
そういった人に限って一癖二癖あります…
今回はそんな「予約なしで現れたヤバイ人」をご紹介します。
整体院を開業するなら、完全予約制を激しくおすすめする理由もわかります。
【アイス?!犬?!】整体院に予約なしで来る人はヤバイ人が多い!
僕のサロンは完全予約制なため、99%の人は予約をして来てくれます。
そしてみんなすごくいい人たちです。
中には予約時間より早めに着いてしまったら外で時間を調整してくれて必ず5分前に入ってくる人もいます。
そんな中、半年に1度あるかないかくらい本当にたまにですが、予約なしでフラ〜っと入ってくる人がいます。
そういう人に限って、ちょっと面倒な人が多いんです
具体的にはこんな感じです。
- モナカを食べながら
- 整体院のハシゴ
- 犬を連れてくる
- 酔っ払い
では順にご紹介します。
①モナカを食べながら
モナカ(アイス)をかじりながら入ってきたおばさんがいました。
閉店間近で「暇だからもう閉めようかな〜」と思っていたところ、いきなりドアがガチャガチャする音が聞こえてきました。
(マンションの一室のため、基本的に予約のないときは鍵をかけて自由時間です)
滅多にないことなので急いで散らかっているものを片付けてドアを開けました。
するとモナカをかじりながらおばさんが立っていました。
そして「あ、開いた。やってるの?」と。
アイスを食べながら、予約なしで、ノックもせずに入ってこようとし、しかも「やってるの?」とタメ口。
暇でしたけど、普通に断りました。
なんとなく面倒くさくなりそうな気がしたからです。
「今日はもう予約が埋まっちゃったんで・・・」と言って断りました。
すると「チラシちょうだい」と言われたので「HP見てください。あと必ず予約した人でないとお受けしてないんです」と冷たくするとスーッと帰っていきました。
もちろん、普段からこんな冷たい対応するわけないですよ。
見るからにヤバそうな人だったので断りました。
この「予約なし客」のあるあるなんですが、一度断ったらもう二度と来ませんでした。
②整体院のハシゴ
50代くらいの男性が、「今からいけます?」と入ってきました。
「予約で埋まってて、今日は空いてないんです」と言うと、「今あそこの整体院行ってきたんだけど、ここでもやってもらおうかと思って」と言ってきました。
まさかの整体院のハシゴでした。
マッサージ系ならまだいいかもしれませんが、普通に考えて整体は良くも悪くも身体の負担が大きいので、少なくとも数日は空けるのが一般的です。
ということで「うちの場合は週一回ペースで、他との併用は基本ダメで、それでもいいなら今度来て」と伝えそのときは帰ってもらいました。
結局その人もそれ以来音沙汰なしです。
整体は基本的にハシゴするものではありません。
一般の方にはもしかしたらまだあまり理解してもらってないのかもしれませんが、基本やめた方がいいし、ケンカ売ってると思われちゃう可能性もありますよ。
③犬を連れてくる
急に誰か来たと思ったら、犬を抱っこした女性がいました。
「ここは整体院ですよね?」と言ってきました。
犬を抱っこしながら「ここは整体院ですか?」と聞かれたので「そうです」と答えると「今から入れますか?」と。
「ワンちゃんは…?」と聞くと「ドアに結んでおきます」と言ってきました。
「建物内はペット禁止なので、後日ご予約の上お越しください」と伝えると、案の定それっきりでした。
まず犬を連れて整体に行くという発想が僕にはよくわかりませんでした。
というか、普通に考えてありえないですよね。
大丈夫だと思ったのか、整体に行く気は無かったけど犬の散歩中に急に行きたくなったのか、なんだろ…
④酔っ払い
酔っ払ってブチギレている男性が来ました。
施術が終わって患者さんが帰った後、電話を確認するとブチギレた男性からの留守電が入っていました。
「場所がわからないんだけど!目印がなさすぎる!わかるわけねえよ」と。
何事かと思いびっくりしました。
予約が入ってたわけでもないし、何の心当たりもなくただキレられているようです。
いつもなら留守電が入ってたら折り返すんですが、これはちょっと面倒くさくなりそうで悩んでいると・・・なんとその方が登場しました。
来た瞬間わかったんですが、だいぶ飲んでいました。
「場所がわからないよ〜電話したんだよ〜何考えてんの〜」と、一方的に怒られました。
こういった人に強気でいくと絶対逆効果だと思ったため、低く低く、すいませんすいませんと言い、なんとか帰ってもらうことができました。
基本的に予約の有無以前に飲んだらお断りしています。
また、怒る人もお断りです。
このようにたまに予約なしで来る人がいるんですが、そういった人に限ってちょっとアレなんです。
「予約」っていうのは、そういった人に来ないでもらう手段でもあるんです。
予約は強力なフィルター
予約制にするかどうかで、その院のクレームやトラブルの量は変わってくると思います。
予約制の場合と、そうでない場合の両方で働いた経験をご紹介します。
予約なしでも入れる整体院の例
予約なしでも入れる整体院で働いていたときの話です。
その院では予約してから来る人もいれば、予約なしでフラーッと入ってくる人もいました。
そして明らかに予約してくる人はまともな人が多く、クレーマー気質な人が少なかったです。
逆に予約なしで来る人は、もちろんまともな人も多数いますが、面倒くさい人もちょこちょこ来ていました。
特に院が出禁の判断を下すような強烈な人は基本的に予約をしてきませんでした。
患者さんがフラーッと入ってくるなり、スタッフたちが顔を見合わせて「またあいつ来たよ…」みたいな表情をしていました。
また、予約なしでも入れる駅前マッサージ店で働いていたときも、同様に予約なしの人の方がトラブルになることが多かったです。
セクハラ系やブチギレ系、893など、ほとんどが予約なしでした。
このように、予約の有無で患者さんの質も変わってきます。
僕はこの経験もあり、自分でやる際は必ず完全予約制にしようと決めていました。
完全予約制のサロンの例
僕のサロンは完全予約制です。
そうすることで、本当にいい人しか来ません。
今回ご紹介したような「予約をしないで来る人たち」は本当に極々一部です。
ちゃんと予約して来てくれる人は99.9%みなさん本当にいい人です。
予約してきたのに面倒だった人は…過去に1〜2人くらいです。
トラブルを回避してストレスのない経営をしたければ「完全予約制」にすることをおすすめます。
ということで予約制にすることで面倒な人がくることを防ぐことができ、トラブルになるリスクを減らすことができるのはほぼ間違いないでしょう。
業界の方、これから開業を控える方の参考になれば嬉しいです。