治療院、整体院に行ったらまずは書かされるのが問診票です。名前や生年月日、現在の自覚症状、生活習慣、過去の怪我などなど。
僕の整体サロンでももちろん書いてもらいます。書いてもらうと人それぞれ書き方が違い、とても個性が出ます。また、その人が通ってくれるかどうかもなんとなくわかってしまいます。
問診票でわかる患者さんの特徴
問診票を書いてもらうと本当に個性が出ます。
文字
文字はみんな違います。上手い下手はもちろんあります。それは仕方ないことではあります。
僕が気になるのは丁寧か雑かということです。下手なりにキレイに書こうとしている人や、面倒くさそうに人に見せるとは思えないような文字を書く人もいます。
また、文字の濃さも違います。裏側に跡がつくくらい濃く書く人もいればヒョロヒョロで見にくい人もいます。
記入量
簡単にチェックを入れるだけの欄や具体的に記入してもらう欄がありますが、記入する量に明らかな違いが見られます。
最低限の箇所しか記入しない方もいれば、記入欄を大きくはみ出して空欄にもびっしりと書く人がいます。
極端にいうと文字が少なく真っ白な人と、文字だらけで真っ黒な人がいます。
信用
プライバシーがどうのこうの、個人情報がどうのこうのと難しい時代です。そのため生年月日や、ひどい人は名前も書いてくれない場合があります。
また、本当は訴えたい症状があるにもかかわらず「異性だから」とか「これはここでは治らないだろう」と判断され書いてもらえない場合もあります。
こんなことがわかる!
問診票からこんなことがわかります。
通ってくれそうな人
まず本気で改善したい症状があって来院した場合は、問診票も当然しっかり記入します。記入欄にびっしりと書いてくれる方は通ってくれる確率が高いです。
また「〇〇です」と敬語で記入している方や、記入して渡す際に「お願いします」と言ってくれる方は初めから信用してくれて通ってくれる可能性が高いです。
通わなそうな人
名前、生年月日、電話番号など、個人情報を記入しない方は最初から通う気がないため記入しない可能性があります。
また、具体的な症状などの記入が少ない方も通わない傾向があります。
トラブルを起こしそうな人
字が雑で記入も少ない方は気にくわないことがあるとすぐに文句を言うクレーム気質の可能性があります。
逆に問診票が真っ黒になる程たくさん記入してくる方も「自分をわかってほしい」という悩みの根が深いため、少し対応を間違えるとネチネチとクレームを言われる可能性があります。
結局大事なのは施術
問診票の書き方で患者さんのざっくりとした印象がわかるというお話でした。
しかし、施術次第でいくらでも良くも悪くもなります。
問診票の印象が悪くても施術が上手くいけば喜んで通ってくれるし、逆に初めの印象が丁寧ですごく良くても施術次第で通ってもらえないことも多々あります。
やはり一番大事なのは施術です。特に僕みたいな無口な人間は余計なことを考えず施術をしっかりおこなうことが大事だと思います。
問診票の印象はあくまでも参考までにということですね。