少し前に某生命保険会社の求人チラシがポストに入っていました。
- 1時間30分の簡単な作業で2000円
- 1回限り
- 交通費支給
という空き時間があればちょっとやってみたいというニーズに合わせた求人でした。
「一人では不安な方も、友人を誘ってちょっとしたお小遣い稼ぎにいかがですか?家事も育児も仕事も大切にできる職場です。」
こんな感じでなんとなく良さそうなことがことが書いてありました。
このチラシは前から何度も入っていて気になっていました。そしてこれに妻が軽い気持ちで応募しました。
これがとんでもなく面倒なことになります・・・
ポストに入っていて興味があったという人はぜひご参考ください!
生命保険会社の「短期サポートスタッフ」に応募したら怒涛の勧誘が待っていた件
ポストに入っていた求人チラシをきっかけに何とも面倒くさいことになります。
応募する
「近いしちょうど暇だし」ということで暇が嫌いな妻がこの求人に応募しました。
空いてる時間に短時間で小遣い稼ぎができるという魅力的な言葉につられて電話してしまいました。
仕事する
仕事は書類にハンコを押すだけの本当に簡単な作業だったようです。「こんなんでお金もらっていいの?」くらいの楽な仕事だったようです。
そしてちょうど90分の仕事を終えるとその場で2000円もらえました。
ここで終わればすごく良い仕事でした。しかし、ここから面倒くさくなります。
食事に招待される
その仕事の終え帰る際、食事に誘われました。
「高級ランチがタダ」ということで、後日その食事会に参加することにしたんです。
このとき「どうせ勧誘があるんだろうな・・・」とは勘付いていましたが、とりあえず誘いに乗ることにしました。
食事会で勧誘される
招待された食事会で本当に高級ランチをタダでごちそうになりました。
そして予想通りそこで勧誘されることになります。
食事会の終盤、同席したおばさんがバッグからスルスルっとパンフレットを出してきて「保険入ってますか?」と。キタキタキタ~!!
「別に入らなくていいから、とりあえず話だけ聞いて」と。
まあまあ、予想通りの展開でした。しかし、そのときはそこまでしつこくはなくちょっと話を聞いて解散となりました。
超軽作業でお金をもらえて、タダで高級ランチも食べれて、ちょっと勧誘されたけどまあ良かった~という感じでした。
しかし、そこから勧誘が本格的にスタートします。
怒涛の電話
食事会から数日後、同席したおばさんから電話が掛かってきます。もちろん保険の話です。
「保険の話どうでした?」
「今度またランチ行きませんか?」
など、定期的に電話が掛かってくるようになりました。
初めはちゃんと電話にでて断っていましたが、途中から面倒くさくなって無視するようになりました。
それでもちょいちょいかかってきて気味悪くなってきました。
自宅襲来
電話を無視し続けていたある日、家に帰るとドアポストに保険案内のパンフレットが入っていました。もちろん、あのおばさんです。
そしてパンフレットをよくみると郵送ではないことに気が付きました。あのおばさんが家に来ていたんです・・・
そして後日、自宅にいると「ピンポーン」と誰かが来たのでドアを開けるとおばさんが立っていました。
「保険のこと、改めて考えてどうですか?」と。
もうさすがに迷惑だからハッキリと「来ないでください」と伝えると帰り際に「これまたぜひ行きましょう」と食事の招待券を渡されました。
それからまた電話が何度かかかってきましたが無視していると、なんと再びおばさんが襲来しました。
もちろん断りました。その時は僕が対応して「いい加減にしてください」と言って帰ってもらいました。
この執念の勧誘をもっと他の何かに活かせば良いのに。なかなかここまでの営業できる人いないですよね。特に僕。
保険に入りたくないなら行くな!
今回の求人は完全に「ターゲット探し」と考えていいと思います。
ちょっと小銭を稼ぎに来た人に食事をごちそうするなどしてもてなした後、怒涛の勧誘攻撃をする流れなのでしょう。
なんだかんだおばさんに対応しなければいけない時間やストレスを考えると割に合わないのでお勧めしません。
しかし、ちょっと保険に興味あるという人にとっては2000円+食事で保険の話が聞けるので悪くないと思います。
また、今回は「保険に入って」と言う勧誘でしたが「一緒に働こう」と言う勧誘もあるかもしれません。保険屋さんに興味がある人にも良いかもしれないですね。
まあ、基本的には面倒くさいのでお勧めしませんが。もしかしたらまた来るかもしれないし。
しかし保険のおばさんの強心臓ぶりは凄いですね。おそらく毎日いろいろな人に断られているだろうけど心が折れないんですね。そこは感心しちゃいます。