【慢性痛は難しい!】慢性的な背部痛の原因は隣の席の同僚でした

無口
どうも。無口です。

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僕は「慢性症状専門」の整体サロンを経営しています。

慢性症状とは、何ヶ月も続くような体の痛みや違和感のことを言います。

慢性症状の場合、原因がどこにあるのかわかりにくく、改善するのに時間がかかる場合がほとんどです。

 

硬くなっている筋肉や関節が影響してることもあるし、姿勢や体の使い方が影響する場合もあります。

また、「人間関係」が関係していることも多々あります。

今回は人間関係が原因で背中に痛みがでてしまっていた例をご紹介します。

 

 

【慢性痛は難しい!】慢性的な背部痛の原因は隣の席の同僚でした

  • 女性
  • デスクワーク(毎日8時間PC)
  • 右の背中の痛み、肩こり、腰痛で来院
  • 2週間に1回、1年通う

初めて来たときは色々な箇所に痛みやダルさを感じていましたが、施術を重ねるうちにほとんどはなくなりました。

しかし、右の背中のハリだけがなかなかとれませんでした。

元々感じていた右の背中の痛みはとれているんですが、筋肉のハリだけがなかなかとれない状態が続いていました。

 

背中のハリが取れない

背中のハリ

元々右の背中に痛みを感じていて、その痛みはとれたんですが、右の背中の筋肉のハリはなかなかとれませんでした。

筋肉がハルのはおそらく「体が右回旋になっているからではないか」と思い、指摘していました。

右回旋

しかし、本人にその自覚はなく、なぜ右の背中がハルのかがわかりませんでした。

 

施術するとよくなるが、また硬くなる

右の背中にハリがありましたが、施術するとちゃんととれるんです。

しかし、2週間後に再び施術する際には、また右だけ硬くなっているんです。

 

本人としては背中に痛みはなく、ハリも自覚していないためなんとも思っていないようで、ただ2週間に1回メンテナンスに来ているという感じでした。

しかし、僕としては毎回緩めてはまた硬くなる背中にモヤモヤしていました。

内心、「絶対上半身が右回旋の姿勢になってるはずなんだけどな…」と思っていましたが、本人に自覚はありませんでした。

 

あるときから変化する

毎回硬くなって戻ってくる右の背中でしたが、あるときいつも通り2週間ぶりに来た際、ハリがだいぶ減っていました。

そしてさらに2週間後に来た際には、一切左右差がないくらいになっていました。

 

そのことを指摘すると、とても興味深いことを口にしました。

 

僕が「今まで右の背中が硬かったんですが、ちょっと前からなくなってるんです。体が右回旋になっていたのがまっすぐになっていると思うんですが、自覚はありますか?

的なことを聞くと、

実は左の席の人が替わったんです。以前の人はずっと苦手だったんです。今考えると以前は左を向かないようにしていたと思います。今はまっすぐ座れています

ということでした。

 

つまり、

  • 左側の席の人が苦手で無意識に上半身が右回旋気味になっていて、それが右の背中のハリの原因だった
  • 左側の席の人が替わったため自然に正面を向けるようになり、背中のハリもなくなった
  • 背中のハリの原因は、隣の席の人との人間関係だった

というでした。

結果的にそれ以来、一切背中の症状はでていません。

 

慢性痛は、このように様々なことを考慮しながら診ていかないといけません。

ほんの少しのことがきっかけで、無意識のうちに姿勢は崩れてしまいます。

本人は自覚しないくらいのわずかな回旋があっただけでも、それが1日8時間、週5回も続けば、体に反応はでます。

 

今回の例の場合だと、どんなに解剖学を勉強して、どんなに方法論で解決しようとしても改善させるのは難しいでしょう。

慢性症状専門でやっていると、こういったことが本当によくあります。

体を診るだけでなく、内面や環境など広く診ていく必要があります。

無口
慢性痛は難しい!

 

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