僕は整体サロンを経営しながらブログで誰かにとって有益な情報を発信しています。
僕は保険診療のできる柔道整復師の資格を持っています。
しかし、整骨院業界は不正の嵐でとてもじゃないけど関わりたくありません。
なので保健診療をしない整体サロンを経営しています。
僕が勤めていた不正をするクソ整骨院が大きくなっていた
僕が昔、半年ほど勤めていた整骨院がありました。
その整骨院はとんでもない詐欺集団でした。
- ケガをしたことにする
- 勝手に治療部位を変える
このような不正を毎日おこなっていました。
こんな詐欺集団が店舗拡大をしてさらにボロ儲けしているんです。許せません!
具体的におこなっていることをご紹介します。
ケガをしたことにする
整骨院で保険診療をするには「原因のハッキリしたケガなどの急性症状」でないといけません。
そういったケガに対して3割以下の負担で治療を受けれるんです。
数百円で治療が受けれるためたくさんの患者さんが訪れます。
でも、実際に来る症状は肩こりなどのケガではない「慢性症状」ばかりです。
本来なら保険診療の対象ではありません。
しかし、肩こりで来た患者さんにも保険診療で安くやってあげないとたくさん来てくれないので、なんとかごまかして保険診療をします。
肩こりで来た患者さんに対し、「じゃあ、自転車で転んで肩をぶつけたことにしましょう」なんて言って患者さんと共謀してケガしとことにするんです。
また、スタッフは症状を記した書類を作りますが、患者さんの知らないところで書類に「転んでケガした」と記していることもあります。
もちろん実際には転んでいない患者さんのものです。
このように慢性症状で来た患者さんに対して「ケガをしたとごまかして」保険診療をしているんです。
勝手に治療部位を変える
先ほども説明したように保険診療は「ケガ」に対しての治療に限ります。慢性症状に対してはできません。
基本的にケガをして2ヶ月以上経過したら慢性症状扱いになります。
つまり、2ヶ月以上通い続ける患者さんには保険診療はできなくなります。
ではそういった場合どうするのか…それは、新しく別の場所をケガしたことにするんです!
その整骨院では2ヶ月経過したら裏で勝手に別の部位をケガしたことにして書類を作成します。
肩こりで2ヶ月以上通う患者さんに対し、「転んで足首を捻挫した」などと適当に新しくケガをしたことにするんです。
そしてまた2ヶ月経過したら別の場所を怪我したことにするんです。
これは業界では「部位転がし」なんて言われています。
ずっと肩こりで通っている患者さんに対し、2ヶ月置きに色々なところを怪我しまくってることにしているんです。
このようにウソの理由で不正にケガをしたことにして、さらに2ヶ月経つとさらに別の場所をケガしたことにして書類を作成しているんです。
昔の整骨院ではこれらを当然のようにやっていました。
しかし、最近はさすがにこういった悪徳整骨院は減ってきました。
でも僕のいた整骨院ではまだまだ現役です。当時はその会社の整骨院は3店舗しかありませんでしたが、今は倍以上になっています。
そんな不正を僕もやらなければいけませんでした・・・
不正の練習をさせられた
僕がその整骨院でおこなった研修では、肩こりのような慢性痛で来た患者さんをケガしたことにする方法を徹底的にたたき込まれました。
毎日毎日不正をする練習をさせられました。
何年もずーっと腰痛で通っている方がまた2ヶ月経過したので「自転車で転倒して脚を痛めた」ということにして書類を作成しようとしたら、先輩に「この人この前も自転車で転んだことにしたから、今回は別の原因考えろ」なんて説教されたりもしました。
結局半年経っても毎日罪悪感が消えず退職することになりました。
今となっては一度こういったクソ整骨院で経験できたのはある意味良かったと思いますが、今でも罪悪感は消えません。
早く潰れろ!
そんなクソ整骨院が店舗拡大して売り上げをガンガンあげています。
みんなの保険料を不正に利用してボロ儲けしているんです。
そんな整骨院がまだまだまだたくさんあるんです。
少なくともこれを見ているあなたは、整骨院に行った際は「ケガの場合のみ」保険診療を受けてください。
また、これを見ている整骨院関係者は絶対に不正はやめましょう!