高齢者問題について患者さんが言ってたとんでも発言
先日、また高齢の方の自動車事故がありました。
東京・池袋で87歳の男性の運転する乗用車が暴走して親子が死亡し、8人が負傷する事故が起こりました。男性が運転操作を誤ったのが事故原因とみられているそうです。
警視庁によると、乗用車を運転していた男性は事故の直後、息子に電話をかけ「アクセルが戻らなくなり、人をひいた」などと説明していたそうです。
これを見て「またか・・・」と思った方も多いんじゃないでしょうか。
高齢化社会になることで免許返納などいろいろな問題がありますよね。
他には
- 年金
- 医療費
- 介護
- その他
などなど。たくさんありますよね。
そんないろいろな問題もあることから、昔勤めていた整体院の患者さんでとんでもないことを言う方がいました。
国民栄誉賞?!
その患者さんが来院する前日に、若い人が高齢者を殺害する事件があったんです。
そのニュースを持ち出して
「その若者に国民栄誉賞をあげるべきだ」なんてことを言ったんです。
かなりぶっ飛んだ発言ですね。
その方は70歳で現役で現場仕事をしている方でした。そしてその発言の真意は様々な高齢者問題がある中で、そんな高齢者を減らしてくれて「良くやった!」ということでした。
いや、もちろんとんでもないことですよ。僕もリアクションにめちゃめちゃ困りました。「は、はい、確かに・・・」と苦笑いで合わせるしかありませんでした。
しかし、その話をしていたのが70歳の高齢者の方です。高齢者としての発言だったのでなんか少しリアルというか複雑でした。
それから高齢者の事件があるたびにこの言葉を思い出します。
これからさらにいろいろな問題が出てくるでしょう。僕も仕事柄現実を実感することが多々あります。
真剣に向き合っていかなければと思いました。
今回の事件で亡くなられた方のご冥福をお祈りします。