僕は整体サロンを経営しながらブログで誰かにとって有益な情報を発信しています。
最近、人生で初めてデスクワークを本気でやっている気がします。
と言っても毎日ブログ書いたりして数時間パソコンをいじっている程度ですが。
しかし、たったそれだけでも体も精神的にも負担はすごいです。
改めて普段から会社でデスクワークをやっている人たちが疲弊しているということを実感させられています。
実感してわかったのが、やはりこの日本の働き方は異常だということです。
ツラい人は逃げた方がいいですよ。
デスクワークってマジで大変!柔整師が経験してその異常さがわかりました
ここ半年、ほぼ毎日ブログを更新し、プログラミングの勉強していることでパソコンをいじる時間が増えました。
本業のある日は1日3〜4時間、本業が休みの時は8時間くらい作業をしています。
今までデスクワークなんてほとんどしてこなかったので感じてなかったことを、最近初めて本格的に感じるようになってきました。
デスクワークが本業の人に比べたら全然軽いですが、それでもとても負担を感じています。
具体的にはこのようなことを実感しています。
- 色々なところが痛くなる
- 気分が悪くなる
- 筋力が無くなる
主にこの3つです。
①色々なところが痛くなる
長時間のパソコン作業により
- 肩こり
- 背部痛
- 腰痛
- 下肢のシビレ
などの症状がでてくるようになりました。
今までデスクワークによる症状をほとんど自覚したことがなかったため、「あ、これのことか・・・」と実感させられました。
長時間作業したあとに立ち上がる際、「腰が固まって動かない…」なんて症状は今まで感じたことのない腰痛でした。
みなさん、これを毎日やってるんですね。
こんな症状を抱えてるんですね。
今までわかったつもりでいましたが、全然わかっていませんでした。
②気分が悪くなる
長時間座っていると、背骨に負担がかかったり血行が悪くなり、さらにパソコンにより目への負担もあるため徐々に気分が悪くなってきます。
- とにかくダルい
- 吐き気がする
- 無性にイライラする
など自律神経が乱れた時のような症状がたくさんでてきます。
今まで患者さんの様々な症状の相談に乗ってきましたが、本人にしかわからないような独特な症状もたくさん診てきました。
それを少しでも理解ようとしてきましたが、やっと少しわかったような気がします。
③筋力が無くなる
ずっと座って動かず、それを毎日繰り返していたら、意識して運動しないと筋力は必ず落ちてしまいます。
高齢の方だと一週間寝たきりだと一気に筋力が落ちてしまい日常生活に支障がでてくるほどになるように、筋肉は使わないと弱っていきます。
同じように若い人でもデスクワークで座ってばかりだと筋力が落ちやすいです。
筋力が落ちると代謝が減り、太りやすくなり、さらに動かなくなるという悪循環に陥ってしまいます。
僕は普段は肉体労働だし筋トレもするため、たまに8時間とか座りっぱなしだと「これを続けるとやばい」と筋肉が言っているのが聞こえています。
デスクワークの方は通勤の際、一駅分くらいは歩いた方が良いと思います。
オフィスでのデスクワークはさらに大変
毎日オフィスでデスクワークしている人はさらに大変だと思います。
デスクワークに加え通勤の負担、環境ストレスや人間関係とも戦わなきゃいけないですよね。
今だと冷房の風が直で当たって寒すぎるという声をたくさん聞いてます。
自宅での作業よりもさらに何かと大変で心身ともに疲弊してしまっているでしょう。
一応僕は柔道整復師であり整体師でもあるので、対策をしたことである程度は症状を抑えることができています。
では次に僕がおこなった対策をご紹介します。
整体師がおこなう負担を和らげられる方法
僕がやったのはこれらです。
- 定期的に体を動かす
- 色々な場所で作業する
- 軽く仮眠をとる
この3つです。
①定期的に体を動かす
長時間同じ姿勢でいると体が固まってしまいます。
定期的に体を動かすようにしたことで体の痛みを防ぐことができました。
肩甲骨を動かすように肩を大きく動かしてみたり、ゴルフのスイングのような動作で背骨に刺激を与えてあげるととても効果的です。
最も簡単で効果的だと思うのは「バンザイ」です。
バンザイをすることで脇の筋肉が伸びて、上半身全体がスッキリしやすくなります。
ただ15秒くらい手を上に挙げるだけでも良いですし、ぶら下がることができればさらに効果的です。
②色々な場所で作業する
ちょっとダルさを感じたら環境を変えるようにしています。
同じところで作業し続けると体が固まるし、精神的にも疲れます。
椅子や机の高さを変えるのも大事ですが、作業する部屋を変えたり、場合によっては外に行ったりして環境を変えるようにしています。
椅子に座るのをやめて立って作業するだけでも背骨にかかる負担はだいぶ変わります。
環境を変えるだけで体にかかる負担や精神的ストレスを減らすことができます。
このように場所や姿勢を変えるだけで心も体も少しリセットされ、スッキリした状態で作業を進めることができるようになります。
③軽く仮眠をとる
10分くらいでも、寝ると全然違います。
眠いのを我慢しても作業効率は落ちます。
疲れてきたりダルくなってきたら少し寝るとかなりスッキリすることができて、再び作業に集中することができます。
ここで注意点ですが、30分以上寝てしまうと余計ダルくなってしまう可能性があるため、10分程度をオススメします。
これらをすることで今ではそこまで負担に感じることなく作業することができるようになりました。
しかし、オフィス等ではなかなかできないこともあるでしょうが、ぜひできるものを試してみてください。
もしできないなら・・・異常だと気づいた方がいい
デスクワークを頑張っている人、本当にすごいです。
しかし、向いている人がいれば不向きな人もいると思います。
不向きな人は無理をしないことをオススメします。
もし、僕がデスクワークの会社で社員になり、上記のように場所を変えたり仮眠をとったりということができないような環境だとしたら・・・辞めます。
体がおかしくなる自信があります。
もともと自律神経が弱い僕は明らかに不向きだということがわかったからです。
1日8時間、休憩時間はあるにしても同じデスクで毎日ひたすら作業し続けるなんて異常です。
もし「こんなの当たり前」と思っている人がいたら、これが異常なことだということに気づいた方がいいかもしれません。
こんなデスクワークは心も体もボロボロになりますよ。
実際、体的にも精神的にも壊れてしまった人をサロンでは毎日のように診てきているし、自分でも体験したことでやはりその負担の強さを感じさせられました。
心も体も、一度壊すと下手したら一生治らないかもしれないですからね。
大げさではなく、割とガチです。
もし、限界を感じていたら我慢し続けるより他の方法を探した方がいいと思います。
それは転職でも、フリーランスでも。休職でも。
ということで、改めてデスクワーク頑張ってる人、すごいです。
でも、無理はしないでくださいね。