先日、修学旅行の学生が宿を出る際に布団をたたんでいくそうなんですが、それに対して「布団は畳まないで」と宿の清掃係の人がツイートしたことが話題となりました。
どうやら「布団に挟まった忘れ物チェック」と「結局、畳み直し」で二度手間になってしまうらしいです。
これに対して
- 知らなかった
- 自分もたたんでた
- 言ってくれて良かった
など多くの人がコメントを寄せていました。
僕も畳んだ記憶があり、ありがた迷惑だったんだな〜と思わされました。
しかし、たたもうとするその気持ちは大事だと思います!
結果的に迷惑となってしまう場合がありますが、その心遣いが嬉しい場合もありますよね。
僕も整体サロンをやっていて気を遣わなくていいのに気を遣ってもらうことがあります。
今回はそんな出来事をご紹介します。
【整体院であったありがた迷惑】そんなに気を遣わなくていいですよ~
整体サロンをやっていると、患者さんに気を遣ってもらうことが多々あります。
- 来院・予約時間に気を遣う
- 着替えを畳む
- 裸足になる
- 髪を留める
これらは個人的には「そんなに気を遣わないで~」と思っています。
来院・予約時間
人によっては僕のことをすごく気遣って予約を取ってくださる方がいます。
昼食時間は遠慮する
例えば12時から14時の間も通常営業なんですが、「昼食時間でしょうから申し訳ない」と言ってその時間を避けてくれる方が多いんです。
全然気にしなくて良いんですけどね。それもあって結果的に夕方が混みあってしまうことになるのでむしろ昼も来てほしいくらいです。
時間まで外で待っている
また、必ず予約時間にピッタリ、又は必ず5分前に来る方がいます。
僕のサロンは一般のマンションの一室ということもあって、早めに着いたら外で時間ピッタリ又はきっちり5分前まで待ってくれる人がいるんです。
事前に「中で待ってても大丈夫ですよ」と伝えても外で待っててくれるんです。
夏などは汗をかかれてるので、むしろ早めに入って中で涼んでくれてた方が良いんですけどね。
このように時間に対してとても気を遣ってくれる方が多いです。
着替えを畳む
患者さんの希望があれば着替えを貸してるんですが、終わった後僕はいつも「着替えはベッドの上に置いておいてください」と伝えます。
すると多くの方がきっちり畳んで置いてくれているんです。
多分「借り物だから」という気持ちや、「脱いだら畳む」という習慣が身についている人や「雑だと思われたくない」などいろいろな考えがあってのことだと思います。
しかし、結局すぐ洗濯機に放り込むんですよね。
畳んでくれても畳まないでグチャグチャでも結局すぐ洗うのでどちらでも良いんです。
もちろん畳んでくれて悪い気なんてしないですが、丁寧に畳まれるとなんか申し訳ないです・・・
裸足になる
施術する際、裸足になる方がいます。
脱ぎたくて脱ぐ方も多いんですが、「整体では脱ぐもの」という先入観から脱ぐ方もいます。
個人的には靴下を履いていてくれた方がやりやすいです。基本的に素肌には触らないようにしているので、裸足のままだと足を調整する際にタオルで包んでやることになります。
どっちでも良いんですが、気を遣って脱ぐ必要はないんですよ!
髪を留める
女性で髪の長い方は気を遣って髪を結んでくれる方が多いです。
しかし、本音を言うと結ばないでほしいんです。
ポニーテールやツインテールは首の部分がとてもやりにくいです。一番やりにくいのがサイドテールです。
また、てっぺんでお団子を作るのはやりやすいんですが、お団子を作るためにヘアピンを使ってしまうと頭の調整ができない・・・
僕は基本的にわざわざ気を遣って結んでくれたら何も言わないでそのまま施術するんですが、できることなら何もしないでそのままが良いです。
みんなやさしすぎ~
今回ご紹介したのはほんの一部です。みなさん本当に気を遣ってくれます。
最初にご紹介した修学旅行のふとんの話では、畳んだ人たちはもちろん悪気があったわけではないですし、宿の清掃員も気を遣ってもらってるとわかってのツイートだと思います。
僕も同じです。良い人だな~と思いながら内心「でも・・・」と思っています。
日本人って本当に良くも悪くも気を遣いますね。