【痛み・鎮痛の基本としくみ】整体師や治療家はこの本を読むべき【書籍紹介】

無口
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この記事では整体師・治療家の方に「おすすめの本」をご紹介します。

 

 

今回ご紹介するのはこちらの本です。

痛みと鎮痛】についての書籍です。

これを全く知らない整体師・治療家も多いはずです。

 

患者さんに「痛み」についてどれくらい詳しく説明できますか?

例えば「腫れると痛いのはなんで?」と聞かれたら、なんて答えますか?

もし痛みについて知識があれば患者さんの素朴な質問にも的確に答えることが出来ます。

 

ストレスがたまると痛みが強くなるのはなんで?」と聞かれて答えられますか?

もし答えられなかったら、この本を読んでおきましょう。

 

【痛み・鎮痛の基本としくみ】整体師や治療家はこの本を読むべき【書籍紹介】

普段から腰が痛い、膝が痛いなど痛みと関わる仕事をしていて、「じゃあなんで痛いのか」という痛みのメカニズムを知らないのは問題ですよね。

逆に痛みのメカニズムを知っているからこそ改善できる症状もあると思います。

 

もし、痛みについて知識がなかったらこの本を読んでおいた方がいいです。

痛みのメカニズム

痛みのメカニズムをしっかり理解している整体師・治療家って、実は少ない気がします。

痛みのメカニズムを知っていると、患者さんの痛みをより理解することができ、より改善に導けるはずです。

 

例えば怪我をしたときの痛みについてです。

怪我をすると痛いのは「組織が損傷した痛み」と「修復するときの痛み」があります。

 

組織が損傷した痛み

細胞や毛細血管が傷つく

細胞からカリウムイオンや水素イオン、ATPなどが流出する

毛細血管が傷つくと血液中の物質が皮膚を覆うコラーゲンと反応しブラジキニンが生成される

痛む

 

修復するときの痛み

損傷後出血を止める過程でセロトニン放出、マクロファージが集まる

ブラジキニンと反応しインターロイキンなどのサイトカインが分泌される

プロスタグランジンなどを生成

さらに痛みが増強

 

さらに組織の損傷に伴いカルシウム濃度が高まり、なんだかんだでプロスタグランジンを合成しなんちゃらかんちゃら・・・

と、色々なものがお互い影響し合って痛みになっています。

 

痛みに関係することで、ぜひ知っておきたいのがこちらです。

  • 痛みに関する物質
  • 侵害受容器
  • 神経の繊維

この3つです。

 

痛みにはこのような物質が関係しています。

  • ブラジキニン
  • プロスタグランジン
  • インターロイキン
  • ヒスタミン
  • セロトニン

この他にもたくさんありますが、言葉だけでも覚えておきましょう。

 

痛みを感じとる侵害受容器というものがあります。

  • 高閾値機械受容器
  • ポリモーダル受容器

それぞれ状況によって役割が違います。

国家資格を持っている人は、一回は覚えましたよね。

 

侵害受容器からの情報を脳に伝える神経の繊維があります。

  • Aδ繊維
  • C繊維

それぞれ役割が違います。

これも国家試験に出ますよね。

どっちが鋭い痛みで、どっちが鈍い痛みに関与するか覚えていますか?

 

こういった痛みを感じ、そしてそれを伝える仕組みも理解しておくことが大事です。

知っているのと知らないのとでは大きな差が出てくると思います。

 

 

 

さらに今はストレス社会で多くの人がストレスを抱えています。

そんなストレスと痛みについて的確に解説することができれば患者さんの心をつかむことができます。

 

ストレスと痛みについて

本書では「痛みとストレス」についても解説しています。

 

ストレスと痛みの関係は深く、短期的なストレスは痛みを抑制し、長期的なストレスは痛みを増幅させることがあります。

短期的はストレスは鎮痛作用カテコールアミンや抗炎症作用のあるコルチゾールを分泌し痛みを抑える働きがあります。

しかし長期間続けばむやみに血糖や血圧が上がり、免疫力低下や胃酸過剰分泌などを引き起こします。

 

また、痛みの慢性化にもストレスは関係します。

 

痛みがあると・・・

戦闘モードに入り交感神経亢進

血管筋肉が収縮

血行が悪くなり虚血

障害部位の回復を遅らせると同時にNOなどの発痛物質を生成

さらに痛くなる

 

一方交感神経亢進は消化機能抑制、意識を鮮明にする

便秘、嘔吐、不眠

これらがストレスとなる

さらに当然痛みそのものもストレス

交感神経の活動はさらに活発

悪化する悪循環

 

このようにストレスは痛みの慢性化にも大きく関係してきます。

こういったことをかみ砕いて患者さんに説明してあげられると信頼を得られますよ。

 

 

また、ストレス以外にも様々なものが痛みと関係しています。

それらもしっかり抑えていきたいところです。

 

痛みの種類

痛みの種類には様々なものがあります。

  • 急性痛と慢性痛
  • ストレスと痛み
  • 痛みと天気
  • 痛みと感情
  • 痛みとかゆみ
  • 痛みとしびれ
  • 痛みと熱さ
  • 組織炎症の痛み
  • 神経損傷時の痛み

こういったことも一つ一つ理解し、的確に説明できるようになると患者さんからの信頼を得られ、自分の自信にもなりますよね。

本書ではバッチリ解説してくれています。

 

鎮痛薬について

  • 抗炎症薬
  • ステロイド
  • オピオイド
  • 抗うつ病
  • 抗てんかん薬
  • その他

一般の人でも聞いたことがあると思います。

病院で医者が処方する薬についても最低限の知識はあった方がいいです。

 

患者さんの中には薬を飲んでいる人も多いと思います。

施術者としてそれがどういった作用があるのか、何のための薬なのかを知っておくことも大切です。

 

 

ぜひ読んでおきたい!

この記事でご紹介した

  • 痛みのメカニズム
  • ストレスと痛みについて
  • 痛みの種類
  • 鎮痛薬について

これらはもちろん、そのほかにも「痛み・鎮痛」についてわかりやすく、そして難しすぎず解説してくれてるのが本書になります。

 

僕は患者さんからの痛みについての素朴な質問に答えられなかったときなど、すぐに本書を開いて同じ過ちを繰り返さないように勉強してきました。

もし、「痛み・鎮痛」についての知識に自信がない方は、入門として本書は十分に役立つと思います。

ぜひ読んでみてください。

 

 

 

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