僕は本業で整体サロンをやりながら、副業でブログなどいろいろなことに挑戦しています。
整体サロンには様々な症状の方が来院します。
日頃の疲れを癒したい、健康を維持したいなど緊急性はないけどケアをしてほしいという人がいる一方、
膝が痛くて全く歩けない、肩が痛くて夜も眠れない、気分が落ち込み何もする気にならないなど早急に改善が必要な方も多く訪れます。
特に僕のところには他の治療院でよくならなかった人などの重症患者さんが多い方なんじゃないかと思います。
そんな重症患者さんは色々な意味で大歓迎です!
重症患者さんを受け入れることは様々なメリットがあるんです。
そこで今回は重症患者さんを積極的に受け入れることのメリットと重要性についてご紹介します。
重症患者を積極的に施術するメリットをご紹介します!
どこに行っても改善しなかった症状や、痛みに苦しんでうつになりそうな方々が多数相談に来られます。
そんな重症患者さんを迎えることのメリットをご紹介します。
それは
- やりがいがある
- 長く通ってもらえる
- 改善させると信頼度が増す
- たとえ改善しなくても信頼度が増す
- 経験になる
この5つです。
では順にご紹介します。
➀やりがいがある
まず単純にやりがいです。
重症患者さんは来院する目的が「痛いのをどうにかしてほしい」「歩けるようになりたい」などはっきりしています。
そんな患者さんと二人三脚でゴールを目指していき、期待以上の結果をだせたときはとてもやりがいがあります。
このやりがいのためにやっていると言っても過言ではないでしょう。
②長く通ってもらえる
重症患者さんは長く通院してくれるというメリットもあります。
基本的に重症患者さんが1~2回で改善することはほぼありません。最低でも週に一回、2ヶ月は必要ですし、もっとかかることもしょっちゅうです。
ということは重症患者さんに来てもらえれば数ヶ月の定期的な収入が得られるということでもあります。
もちろん、初回で患者さんに「ここなら改善できそう」と思ってもらえるかどうかが重要です。
通ってもらうための説明もしなければいけません。
③改善させると信頼度が増す
重症患者さんをしっかり改善させることができれば患者さんから絶大な信頼が得られます。
信頼を得ることができれば、また次痛めてしまった際も頼ってもらえるし、他の重症患者さんを紹介してもらえることも多々あります。
「あそこは良いよ」という評判が広まってくれれば集客に必死にならなくても勝手に来てくれるようになります。
④たとえ改善できなくても信頼度が増す
変え改善できなくても、誠意が伝われば信頼してもらえます。
全力で患者さんと向き合っていても、それが結果に表れないことももちろんあります。
しかし、たとえ結果がでなかったとしても患者さんに喜んでもらえることも多々あります。
こちらが誠意を持って対応すれば患者さんにもちゃんと伝わり、結果がでなくても継続して通ってくれたり知り合いの重症患者さんを紹介してくれることだってあります。
どんな患者さんにも誠意をもって一生懸命向き合っていればいつかいろいろな形で返ってきます。
⑤経験になる
重症患者さんを施術した経験は、施術家としての財産となります。
整体師・治療家はどんなに勉強していても実際に施術したことのない症状に対しては素人です。
なので様々な症状を施術させてもらい経験させてもらいます。
たくさん経験させてもらい、成長することができ、この繰り返しで重症患者さんが訪れることでさらに成長していきます。
このように何かとメリットがあります。なので僕は積極的に受け入れるようにしてきました。
しかし、重症患者さんに来てほしいからと言っても簡単に来てもらえるわけではありません。
では次に重症患者さんに来ていただけるためにおこなったことをご紹介します。
重症患者さんを施術できるようになるには
重症患者さんを受け入れると何かとメリットがあるということをご紹介しました。
今でこそ紹介等で勝手に来てくれるようになりましたが、そこに至るまではもちろん努力もしてきました。
次回患者さんが来るまで猛勉強
当然、勉強しまくりました。
経験の少ない症状の患者さんが来院した場合、施術を終えて患者さんが帰ってから参考書やネットで情報を集めたり施術のイメージ練習などをして次回の施術を迎えていました。
これらの繰り返しであらゆる症状に対応できるようになりました。
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積極的に相談にのる
積極的に相談に乗ることも大切です。
たまに患者さんから「知り合いでこういう症状の人がいるんだけど・・・」という相談を受けることがあります。
そんなときはただ「今度連れてきてください」と言うのではなく、聞いた中で考えられそうな原因や改善方法などをいくつか紹介します。
すると後日紹介の方に来ていただけることがあります。
安易に呼び込もうとせず、話を聞いて何でもいいのでアドバイスをした方が好印象を与えられるのではないかと思います。
重症患者さんに来てもらうようなサロンを作るのはやはり簡単ではなく自分なりに努力してきました。
努力する気がないのに受け入れてしまうと危険かもしれませんよ。
軽い気持ちでは受け入れない
軽い気持ちで受け入れると致命的な結果を招く恐れがありますし、何より患者さんに迷惑がかかります。
自信がある場合だけ受け入れる
自信がなかったら受け入れるな!
患者さんは痛くてつらい症状を抱えて来院します。
そんな患者さんを中途半端な気持ちでは受け入れてはいけません。
「適当にマッサージしてごまかせばいいや」なんてもってのほかです。
改善させる自信があるからどっしり構えて迎え入れることができます。
ビクビクしながら施術すると患者さんにも伝わりリピートなんてしてもらえません。
また、重大な事故にもつながりかねませんしクレームをもらい評判を落とすことも考えられます。
自信のある場合のみ受け入れるようにあしましょう。
無理だと思ったらすぐ断る
「これは整体ではどうしようもない」という場合や「やっても改善の気配がない」という場合はすぐにその旨を伝え、場合によっては専門機関を紹介しましょう。
無理だとわかっててズルズルと通わせるのは患者さんに負担をかけるだけです。
(目的が改善することではないなら良いと思いますが)
まとめ
重症患者さんを受け入れることは自分自身が成長でき、経営の安定にもつながります。
しかし、軽い気持ちで受け入れてしまうと致命的な打撃を受けるかもしれないので注意が必要です。
しっかり勉強して患者さんに安心して施術を受けてもらえるようにしましょう。