整体師を志す人向けにぜひ読んでほしい書籍をご紹介します。
今の時代、整体院・治療院はたくさんあり、生き残りをかけてみんな死に物狂いで勉強しています。
それでもバンバン潰れています。
そんな中に飛び込んでいくわけだから一生勉強する覚悟が必要です。
今回はわかりやすく
- 整体に興味を持った人・始めたばかりの人
- この業界でやっていくと決めた人
- 開業する人
この3つのパターン別にご紹介します。
整体師におすすめする書籍
僕が個人的におすすめする本をご紹介します。
最低でもこれくらいは読んでおいた方が良いよ~というものをご紹介します!
整体に興味を持った人・始めたばかりの人
業界初心者の方はまずは骨の名前、筋肉の名前、関節についてを勉強しておきましょう。
患者さんに聞かれて骨の名前も答えられなかったら整体師として恥ずかしいですよ~
骨の名前は基本です。
名前くらいは押さえておきたいところです。
筋肉も基本です。
よくアプローチしそうな筋肉を中心に覚えておきましょう。
骨、筋肉を覚えたら、それがどのように関係してくるかがこの本でわかります。
筋肉、骨、関節についての3冊でした。整体師になるなら最低これくらいは目を通したいところです。
このシリーズ以外でも似たようなものがたくさんあるので、読みやすそうなものがあればそれに目を通してみましょう。
筋肉や骨の名前を全て完璧に覚える必要はありませんが、ざっくりと雰囲気はわかっておいた方が良いです。
これらがわからなくて困ることって実はあまりないんですが(全く無知なのに成功してる人もいるので)、レベルアップしていきたければ読んでおくべきです。
この業界でやっていくと決めた人
この業界で本気でやっていく人、将来的に開業を考えている人はこのシリーズを読んでおきましょう。
何がどこにありどのような働きをするのかがわかります。
ざっくりでいいのでおさえておきましょう。
身体の仕組みを理解する上で生理学は大事です。
細かい数字や覚えにくい言葉があり始めは難しいですが、とりあえず目を通しておきましょう。
栄養がわかれば患者さんへのアドバイスができ、信頼されます。
興味のあるページから読み進めると読みやすいと思います。
ウイルスとか、アレルギーとか、自己免疫とかです。
聞き慣れない言葉が多くて難しく感じるかもですが、雰囲気だけでもおさえておきましょう。
薬がどのように作用するのかなどです。
知らなくても問題はないかもしれないですが、ざっくりでも知ってた方が良いに決まってます。
他にも似たようなシリーズがあるのでそれらでもだいたい内容は同じです。
特に人体解剖、生理学は必須です。国家資格を持った人たちなら学生のうちから頭に入ってますし、これらを知ることで体についてや症状についての理解度が増します。
来た患者さんに適当に硬いところをマッサージするだけの整体院なら必要ないかもしれないですが、そんな整体院はやっていけないと思うのでこれくらいは目を通しておくべきです。
開業する人
開業して生き残っていくにはたくさん勉強しなければいけません。
ここでは3冊ご紹介します。
開業して成功している人の多くは読んでいると思います。
怪我や病気についてたくさん書いてありますが、整体と関係ありそうな筋肉や関節の疾患のところだけでも目を通しておいた方がいいでしょう。
いきなり読み込んでも頭に入らないですが、僕の場合はわからない症状の患者さんが来るたびにこれを開いて勉強し、これの繰り返しで覚えていきました。
開業した整体師・治療家の多くが何かしらの触診の本を読んでいます。
僕はこの本をよく読んでいました。
なんとなく体を触るのではなく、どこをどのように触るのかを意識することで感覚が養われ整体師としてレベルアップしていけます。
このシリーズは関節の動きやそれに付随する筋肉や靭帯の関係を理解できます。
個人的には学生時代に買い、開業前に読み込みました。開業前というのが個人的に人生で一番と言ってもいいくらい勉強した時期で、この本を読み返すたびに当時のことを思い出します。
開業してやっていくには他にも山のように読んでおきたいものはありますが、今回はこの3冊(シリーズ)に絞ってみました。
また今回は体についてや症状についてのものばかりですが、経営していくには経営関連のものや人によっては自己啓発的なものなど読んでおいた方がいいかもしれませんね。
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<<<【書籍紹介】開業している人にもおすすめ!整体師・治療家が読むべき本
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これから開業する方にぜひみていただきたいです!
プラスα ぜひ読んでほしい本
記事にした本をご紹介します。
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まとめ
今回は各時期における「最低これくらいは」というものをご紹介しました。
僕は初めの頃、全ての本が魅力的に見えてしまい同じような本を何冊も買っていました。今となっては「ほぼ同じこと書いてんじゃん!」とつっこんでしまいます。
なので特に初めのうちは何冊も一気に読もうとせず、一冊を確実に読み込むような勉強方法をおすすめします。
治療家は本を年間何冊読むかより、一冊をどれだけ理解できるかが大事!
僕は不妊患者さんが続いたときは婦人科疾患の参考書を何冊も読んだり、「こんなの読んでどうするの?」というようなマニアックなものなど気になったものを読みあさっていました。
この業界は一生勉強です。気になったもの、今の自分に足りないものが分かり次第積極的に勉強していきましょう。